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ハーレイとジョーカーに焦がれる!女子はやっぱり”マッドな恋愛”が好き♡【スーサイド・スクワッド】

現在大ヒット公開中の映画「スーサイド・スクワッド」

ジャレッド・レトのジョーカーのビジュアルがチンピラっぽすぎる!おもしろいけれど内容はそこまで濃くない!全体的にMVのようでかっこいい!音楽がイケイケ!ハーレイ・クインがセクシーでかわいすぎる!と私のまわりでも様々な意見や感想なが飛びかっているこの作品。

私は”ジョーカー”というキャラクターが好きで好きで。ジャック・ニコルソンのあの狂気に満ちた笑いや、ヒース・レジャーの魂を捧げきったような凄まじい恐ろしさ・・・今までの俳優たちが演じたジョーカーと比べるとまあ確かにジャレッド・レトは容姿端麗すぎるしスーツはギラギラだし口も裂けてないですけれど。

でもレト様が劇中で登場した瞬間、ピンッと映像のフェードが変わるような張り詰めた空気を感じることができて ハーレイちゃんのように陶酔しかけそうになりました。

そう、女子目線から見ると「スーサイド・スクワッド」なかなかの胸キュン映画でもあるんです。

薬品の鍋に飛び込んだハーレイちゃん、それを「チッ」とか言いながら救出に向かうジョーカー様、診療室で向かい合う患者と先生というシチュエーション。「薬品に飛び込めるぐらい誰かを愛したい〜!」と密かに絶叫した方も少なくないのでは。

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この映画でジョーカーがハーレイちゃんを思う気持ちっていろんな感情がごっちゃになっていると思います。「鬱陶しいけど恋人」「俺が創り出したキュートな小悪魔ちゃん」などなど。 ハーレイちゃんがジョーカーを思う気持ちもきっといろいろ。今の自分を創り出した神のような存在であり、クールなボーイフレンドであり、気が狂い盲目になるぐらいの愛を捧げる相手。

女の子ってなんだかんだ”悪い男”が好きなわけで。”いけないいけないとは思っているんだけれどそれでも自分を狂わしちゃう系男子”って好きなのです。

80年代に大ヒットした「ナインハーフ」のジョンだって、恋人を自分のモノかのように扱ってますよね。優しい言葉もかけるけれど奴隷のようにも扱うし、めちゃくちゃいい男ですけれどめちゃくちゃ悪い(エロい)男でもあるわけで。それでも女子目線だと「こんなの経験したくない・・・いやしたくないけどいい・・・」って心の奥底に残るんですよ。

悪い男ではないけれど「ベティ・ブルー」のベティもハーレイちゃんみたく 相手のことが好きで好きで仕方がないですよね。

とにかくあなただけなの!この愛に全身全霊をかけてるの!ってゆう姿はこちらから見るとちょっぴり痛々しくて切なくて、でも抱きしめたいほど愛おしくなっちゃう。ジョーカーやグレイさんみたいな悪〜い男ではないですけれど、「ベティ・ブルー」のゾルグは。

あとは「ナチュラル・ボーン・キラーズ」しかり マッドなラブストーリーって普通の泣かせにかかってくるラブストーリーより 脳と心にズンっと焼きつくものかと思います。

薬であり、毒にのようであり、感動というよりはトラウマに近い形で脳内に入りこんでくるマッドなカップルたちのストーリー。

女子の”背徳感ある恋愛への憧れ””怖い気持ちと背中合わせに自分を狂わしてほしい願望”を刺激し、まだ見ぬ誰かへ恋い焦がれる気持ちを植え付けられるかのような感覚。 そしていくら悪い男でも、倒錯した愛の形でも、根本にはきっとなんの濁りもない愛があると思える・・・そんなところが女性たちの心を惹きつけてやまないのかも。

スーサイドスクワッド ハーレイ・クインとジョーカーの恋愛ドラマ

もっとも現実で「俺のために薬品の中飛び込める?」なんて聞かれたら「いや絶対痛いからやだよ」の即答なんですけれどね。私は「スーサイド・スクワッド」のジョーカーとハーレイちゃんの各シーン、何回でも観返したくなるほど大好きです!読んでくださった女性のみなさん、あなたもマッドな恋愛はお好きですか?♡

Writer

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Moeka Kotaki

フリーライター(1995生まれ/マグル)