『スーサイド・スクワッド』とハーレイ・クインの次回予定、マーゴット・ロビーも「わからない」「たぶん来年」

ワーナー・ブラザーズとDC映画はいま、ささやかな混乱の中にある。決して常に好印象ばかりではなかったDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)は、『ワンダーウーマン』(2017)の世界的ヒットによって生命力を取り戻した。批評家は辛辣だった『スーサイド・スクワッド』(2016)はそれでも個性豊かなキャラクターたちが新たなファン層を獲得し、続編の監督・脚本に『ザ・コンサルタント』(2016)のギャヴィン・オコナーが就任し、にわかに期待を集めていた。
一方でバットマンの単独映画『ザ・バットマン』はベン・アフレックが監督を降板し、脚本も再執筆されていることなどが不安を駆り立てた。さらにワーナーは、DCEUとは別で『ジョーカー』を映画化すると報じられており、『スーサイド・スクワッド』でジョーカーを演じたジャレッド・レトの困惑も招いていた。
今、ワーナー・ブラザーズとDC映画に何が起こっているのだろう。その内情は、『スーサイド・スクワッド』でハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビーにもわからないようだ。
#TIFF17: #MargotRobbie tells us about her next move. #WrapTIFF @ThompsonToronto pic.twitter.com/mif0dcDlB1
? TheWrap (@TheWrap) 2017年9月9日
The Wrapのインタビューに登場したマーゴットは、ハーレイ・クインの次期作について尋ねられると、おぼろげにこう答えている。
「多分、来年ですね。私が網タイツで野球バットを振り回すのは。そうだといいんですけど…。」
ハーレイ・クインの今後
同インタビューでは続けて「ジョーカーの映画とは…?」と尋ねられたマーゴットが、「今のところ、あなたと同じ推測しか出来ないんです。知らされていないんですよ」と笑っている。
今後マーゴット・ロビーが演じるハーレイ・クインの登場が予定される映画は、現時点で3作ある。まず『スーサイド・スクワッド2(仮題)』で、これは主演のウィル・スミスの過密スケジュールにより早くとも2018年秋まで撮影できないとされる。
さらに、ジョーカーとハーレイから成る”ジョカハレ”カップルを描く『ジョーカー&ハーレイ・クイン(仮題)』企画も進行しているというが、その実態はまだまだ不明瞭。事情に詳しいVariety誌記者は、「もしも『スーサイド・スクワッド2』が2018年の末まで製作に入らない場合、ハーレイ・クインとジョーカーのスピンオフ作品が始動するだろう」との情報も明かしていることから、ハーレイ・クインやタスク・フォースXの出動予定はわずか1年先ながらも不透明のようだ。
そして3作目に予定されているのが、ハーレイほかキャットウーマンやポイズン・アイビーらゴッサム・シティの女性ヴィランが集まる『ゴッサム・シティ・サイレンズ(仮題)』。現時点では『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアーが監督を務めること、マーゴット・ロビーとジャレッド・レトが出演すること以外に主な情報が明かされていない。
映画『スーサイド・スクワッド』はブルーレイ&DVDが発売中。
Source:https://twitter.com/TheWrap/status/906636500481097728