「ハリー・ポッター」ドラマ版、「これぞ原作の映像化だ」と製作者が自信 ─ 「最高の布陣、観てもらえるのが楽しみです」

米HBOによるドラマ版「ハリー・ポッター」は、製作サイドから見ても出色の出来栄えのようだ。HBOにてHBO Maxオリジナルコンテンツを統括するサラ・オーブリーが太鼓判を押している。
現地時間2025年12月3日、コンテンツ制作のカンファレンス、コンテンツ・ロンドンのパネルに登壇したオーブリーは、ドラマの撮影現場を訪問する予定があることを明かした。
「このドラマは原作を本当に素晴らしく翻案しているとずっと考えています。皆さんも見ていただいたら、きっと“これこそがあの小説だ”と感じるのではないかと思います。」
本作は、小説『ハリー・ポッター』シリーズ全7巻をそれぞれ1シーズンずつ描く壮大なドラマ化で、約10年にわたって制作が続く見込み。シーズン1は、2025年7月14日(現地時間)より英ワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで撮影が行われている。ドラマ版の製作総指揮を務める原作者J.K.ローリングもシーズン1の脚本を「すごく良い」と絶賛。報道によると、すでに撮影現場を見学したという。
また、オーブリーは本シリーズが英国の映画・テレビ産業全体を素晴らしく表現したものだとも強調。「英国の作家が書いて、英国の映画製作者が監督し、制作スタッフはこの国がお送りする最高の布陣です。皆さんに見ていただたくのを本当に楽しみにしています」と抱負を語った。
出演者には、ハリー・ポッター役でドミニク・マクラフリン、ロン・ウィーズリー役でアラスター・スタウト、ハーマイオニー・グレンジャー役でアラベラ・スタントン。ハリー役のマクラフリンは映画版ハリー役のダニエル・ラドクリフから、またロン役のスタウトは映画版ロン役のルパート・グリントからそれぞれ手紙をもらったというエピソードを明かしていた。
そのほか子役には、ドラコ・マルフォイ役ロックス・プラット、パーバティ・パチル役アレッシア・レオーニ、シェーマス・フィネガン役レオ・ネビル・ロングボトム役アーリー、ローリー・ウィルモット、ダドリー・ダーズリー役アモス・キットソン。大人キャストとして、アルバス・ダンブルドア役はジョン・リスゴー、ミネルバ・マクゴナガル役はジャネット・マクティア、セブルス・スネイプ役はパーパ・エッシードゥ、ルビウス・ハグリッド役はニック・フロスト、クィリナス・クィレル役はルーク・タロン、アーガス・フィルチ役はポール・ホワイトハウスが演じる。
ドラマ版「ハリー・ポッター」は2027年初頭のリリースを目指して製作中。現在、すでにシーズン2の脚本作業が進行しているという。
Source: Variety





















