「ハリー・ポッター」ドラマ版、J・K・ローリングは「実質的に関与していない」と新ダンブルドア役

現在撮影中のドラマ版「ハリー・ポッター」の制作に、原作者のJ.K.ローリングは「実質的に関与していない」ようだ。新たにダンブルドア役を務めるジョン・リスゴーが明かしている。
映画シリーズが世界的成功を収めた小説『ハリー・ポッター』全7巻を、新たに忠実にドラマ化する本作。大きな期待が寄せられる一方、ローリングのトランスジェンダーをめぐる差別的発言を背景に、彼女が製作総指揮を務めることに否定的な声が上がっている。
ローリングの発言について問われたリスゴーは、「非常に深刻に受け止めています」と語り、こう続けている。「彼女(ローリング)は若い世代に向けて素晴らしい正典を創り上げ、それは社会の意識に浸透しました。これは善と悪、そして優しさと残酷さの物語です」。
そのうえで「彼女の考え方は、皮肉で理解し難いものです」と述べ、ローリング個人の見解からは距離を取る姿勢を強調。「彼女に会ったことはありません。彼女は制作に実質的に関与していないんです。ただ、制作に関わっている人々は本当に素晴らしい」と加え、ドラマ版への関与が限定的であることも示唆した。
出演については「難しい決断でした」としつつ、「この仕事から手を引くよう求められ、不快で悲しい思いをしました。私はそうしない選択をとりました」とコメント。作品そのものと、ローリング個人の考え方を切り離して捉えているようだ。「『ハリー・ポッター』の世界観に、トランスフォビア的な感性は見当たりません。彼女が紡いだのは、優しさと受容の物語です。そしてダンブルドアは、本当に美しい役柄です」。
ローリングは、撮影のみならず脚本執筆にも関与していないことが明らかになっている。それでも、原作に忠実であることを掲げる本作の脚本は、ローリングが「すごく、すごく、すごく良い」と太鼓判を押すほどのクオリティに仕上がっているようだ。
なお、ドラマ版「ハリー・ポッター」は長期プロジェクトになるため、今年80歳を迎えたリスゴーは並々ならぬ覚悟をのぞかせている。「これから8年間、ダンブルドアを演じることになります! 絶対にやり遂げなければならない。“そうか!つまり88歳まで生きるってことだな”と思いました。ちゃんと書面にも残っていますからね」と冗談を交え、長期出演への意気込みを語った。
ドラマ版「ハリー・ポッター」は2027年初頭に米HBOおよびHBO Maxでリリース予定。
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Source:Collider



























