ドラマ「ハリー・ポッター」撮影現場に学校を建設、子役たちの学業のため

今後10年にわたって展開される予定のドラマ版「ハリー・ポッター」製作の英ワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブズデンが、撮影期間中も子役たちが学業を継続できるよう、一時的な学校を建設していることがわかった。
英BBCによると、スタジオはスリー・リバーズ地区評議会から「今後10年間にわたり複数の仮設建物を学校施設として使用する」許可を取得。通常は約150人の生徒が利用する予定だが、群衆シーンなどが撮影されるピーク時には、最大600人まで対応できる設計となっているという。
この学校は平日午前5時30分~午後8時30分まで開校し、夜間の撮影や再撮影、ロケ撮影の合間に、子役たちが学業に取り組めるよう配慮されている。
なお、提出された計画書には「ハリー・ポッター」という作品名の記載はなかったものの、「今後8~10年間、当スタジオを拠点とする大規模な新テレビシリーズ」のために使用される旨が明記されていたという。
本作は、小説『ハリー・ポッター』シリーズ全7巻をそれぞれ1シーズンずつ描く壮大なドラマ化で、約10年にわたって制作が続く見込み。シーズン1は、2025年7月14日(現地時間)より撮影されている。
子役キャストには、ドミニク・マクラフリン(ハリー・ポッター役)、アラスター・スタウト(ロン・ウィーズリー役)、アラベラ・スタントン(ハーマイオニー・グレンジャー役)、ロックス・プラット(ドラコ・マルフォイ役)、アレッシア・レオーニ(パーバティ・パチル役)、レオ・アーリー(シェーマス・フィネガン役)、ローリー・ウィルモット(ネビル・ロングボトム役)、アモス・キットソン(ダドリー・ダーズリー役)らが含まれる。
ドラマ版『ハリー・ポッター』は2027年に米HBOおよびHBO Maxリリース予定。
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Source:BBC