【ネタバレ】「ホークアイ」第6話、○○○○○はどうなる?

この記事には、「ホークアイ」第6話のネタバレが含まれています。

「ホークアイ」最終話となる第6話では、恐れられていた“大男”、キングピンことウィルソン・フィスクが本格的に登場を果たした。Netflixのドラマシリーズ「デアデビル」(2015-2018)にも登場する有名ヴィランだ。実業家としての表の顔も持ちながら、その実態はニューヨークの裏社会を牛耳るドン。「デアデビル」では、盲目のヒーロー・デアデビルとの死闘を繰り広げた。
ドラマ「ホークアイ」では、後に“エコー”として知られることになるマヤ・ホークを育てた「叔父さん」がキングピンであることがかねてから示唆されており、第5話ではその企みが判明。マヤの父を殺させたのはキングピンだったのだ。さらにケイト・ビショップは、母エレノアがキングピンと会っている映像を入手。ホークアイ暗殺の依頼をしていたのはエレノアであったことも明らかとなる。
キングピン役は、「デアデビル」シーズン3ぶりにヴィンセント・ドノフリオが続投。お馴染みのスーツ姿で、キングピンの威圧的なキャラクターを見事に再演した。「デアデビル」の出来事によってしばらく不在となっていたはずのキングピンは、「この街は私のものだ」ということを世間に思い出させてやるのだと話す。
このエピソードでは、クリントがエレーナとドラマティックな戦いを繰り広げる一方、ケイトもキングピンとのバトルに挑む。キングピンといえば、コミックではその巨体のほとんど全てが筋肉であるとされるほどのパワータイプのヴィランだ。すさまじい怪力と強靭な肉体でケイトを圧倒するが、とっておきのトリックアロー「特上の危険」による爆発でノックアウト。かろうじてケイトが勝利を収める。
しかし“大物”キングピンが、このルーキーとの戦いでそう簡単にやられるはずもない。回復したキングピンが雪の降るニューヨークで巨体を引きずって退散していると、そこに“養女”マヤが登場する。黒髪を降ろしたマヤは、どこか決意を新たにしたような様子がある。彼女は、父の復讐を果たすために現れたのだ。
その手に拳銃が握られていることに気付いたキングピンは「お前と私は家族だろ」「家族でも時には意見の相違がある」と諭そうとするが、マヤの視線は鋭いままだ。やがてクリスマスのニューヨークの夜空に鈍い銃声が響くと、何か重いものが崩れ落ちるような音が続く。
キングピンは本当に死んだのか?
キングピンは、「デアデビル」で全3シーズンにわたってしぶとく暗躍し続けた大物ヴィランだ。やっとのMCU合流を果たした「ホークアイ」第6話をもって、彼は本当に死んでしまったのだろうか?
原作コミックでキングピンはマヤに、「デアデビルが父を殺した」と吹き込んでおり、マヤはしばらく復讐の矛先をデアデビルに向けていた。しかしデアデビルが正体を明かしたことで、マヤはキングピンに騙されていたことを知る。そしてキングピンを銃撃するが、彼はその強靭な身体で生き延びている。
晴れてマーベル・スタジオ作品に合流できるようになったキングピンの出番が、これで終わりとは勿体ないと考えるファンも多いはずだ。そもそも、あのキングピンが銃弾一撃で死亡するとは考えづらい。マヤ・ホークは今後「エコー(原題)」として単独ドラマ化も決定しているから、そちらに再登場する可能性もあるだろう。キングピンが登場できたということは、理論上はデアデビル/マット・マードックの再登場も可能ということになるから、彼らの再戦もあり得るかもしれない?