「ホークアイ」に意味深表記、「元アベンジャーのクリント」─ アベンジャーズ脱退か、それとも?

マーベル・シネマティック・ユニバースによるドラマシリーズ「ホークアイ」では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、クリント・バートン/ホークアイの物語が描かれる。クリントのその後は謎に包まれているが、現在は一体どんな状況にいるのだろうか?
この記事には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。
クリント・バートンといえば、圧倒的な命中率を誇る弓術や、類まれなる身体能力、優れた洞察力と判断能力を駆使して、アベンジャーズのメンバーとして活躍している弓の名手。しかし、Marvel.comにはクリントを紹介する上で、“Former Avenger”と意味深な言葉が添えられている。Formerとは、日本語で“元”という意味だ。“Former Avenger”が一体何を指し示す言葉なのかは定かでないが、ふたつの可能性が考えられるだろう。
ひとつは、“元復讐者”という意味だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では、サノスによって家族を失った悲しみと復讐心から、クリントがローニンと化して東京で悪党に刃を向ける姿が捉えられていた。つまり、アベンジャーズがサノスを倒して家族を取り戻したことにより、復讐者ではなくなったことを指している言葉として考えられるわけだ。
“Avengers”ではなく、“Avenger”とあえて記されているからも元復讐者という意味の可能性が高そうだが、アベンジャーズのメンバーから脱退していることを意味した言葉としても捉えることが可能だろう。本作では戦いから離れ、平穏な日々を送りたいクリントが、クリスマスのために愛する家族のもとへ戻る旅が描かれる。この説明からも、アベンジャーズから脱退した可能性がうかがえるだろう。
これまで様々な危険にされされてきたクリント。その危険から家族を守るため最前線で戦うのではなく、常に家族の側にいたいという想いがさらに強くなったのかもしれない。そして本作では、スーパーヒーローを夢見る弓使い、ケイト・ビショップが登場する。ケイトがホークアイの異名を継承し、アベンジャーズの一員として代わりに最前線で戦うことになるのかも……?
ドラマ「ホークアイ」は2021年11月24日(水)ディズニープラスにて独占配信開始。
Source: Marvel.com