『ハッピー・デス・デイ』第3作、企画は今も存在 ─ プロデューサーが進捗「とても気にかけている」

話題性のあるホラー作品を多数手掛ける米製作会社ブラムハウス・プロダクションズの人気作『ハッピー・デス・デイ』シリーズに進捗が見られた。同社CEOにしてプロデューサーのジェイソン・ブラムが直近で、第3作製作の可能性についてクリストファー・ランドン監督と話し合ったことを明かしている。
『ハッピー・デス・デイ』シリーズは、主人公の大学生が自分が殺されてしまう日のループから抜け出せなくなるホラーを描き、そのユニークなコンセプトが大きく話題となった。2017年に第1作、2019年に続編『ハッピー・デス・デイ 2U』が製作された。
続く第3作についてはかねてより、前向きに検討されていることが伝えられていた。2021年6月にはランドン監督が「そのうちニュースがあるかも」とTwitterに綴り、新情報の到着を匂わせていた。しかし、それ以来これといった情報は届いていない。
米ScreenRantは、2022年6月24日米公開(日本では7月1日)のイーサン・ホーク主演ホラー『ブラック・フォン』のプロモーションで行われたジェイソン・ブラムとのインタビュー時、『ハッピー・デス・デイ』について直撃。タイムリーにも、ブラムからはこのような答えが返ってきたという。
「昨日、誰とランチしたと思います?クリストファー・ランドンですよ。そこで何を話したと思います?『ハッピー・デス・デイ3』についてです。話し合いましたよ。やるとは言っていないですけど、確かに話し合いました。私たちの中でとても気にかけているものでしたから。やるとは言いませんけど、やらないとも言っていませんからね。」
クリストファー・ランドンとは、『ハッピー・デス・デイ』シリーズで監督・脚本を手がけてきた人物。具体的な製作時期などは言及されなかったものの、「すごく気にかけている」というからには、ブラムハウスとランドン監督両者にとって企画の優先度は高いものと思われる。
一方、ネックになるのはスケジュールだろう。ランドン監督は、待機作を多数抱えており、2022年6月上旬にもホラーコメディ『アラクノフォビア』(1990)のリメイク版の脚本・監督に就任したことが報じられたばかり。『ハッピー・デス・デイ3』の製作は早くとも同企画の次になりそうだ。
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Source: ScreenRant