Menu
(0)

Search

『ハッピー・デス・デイ』3作目はついに「別の日」描く ─ 仮タイトルは『ハッピー・デス・デイ・トゥー・アス』

ハッピー・デス・デイ 2U
(C)Universal Pictures

“自分が死ぬ日”を繰り返すタイムループ・ホラー『ハッピー・デス・デイ』と『ハッピー・デス・デイ 2U』に続いて製作意向のシリーズ第3作では、ついに「アノ日」は描かれないらしい。

『ハッピー・デス・デイ』は、1作目が2017年に全米で公開され、無名のキャスト&監督にもかかわらず『ブレードランナー2049』を押さえて初登場1位の興行収入を記録。自己中で生意気な女子学生のツリーが、自分が殺されてしまう日のループから抜け出せなくなるスリラー作品だ。続編『ハッピー・デス・デイ 2U』(2019)では、1作目と同じ日を繰り返しながら、タイムリープの謎が他の人物にも及んでいることが明らかになるという展開。執拗に追いかけてくるベイビーフェイスの不気味さ、タイムループの謎解き、巧妙に取り入れられたコメディ要素が人気だ。

プロデューサーのジェイソン・ブラムはかねてより3作目の製作意向があることを語っていたが、この度は監督クリストファー・B・ランドンが英Empireに近況を語っている。

記事によると、企画については実のところ「現時点では一旦置いておいているところ」という。「本音では取り掛かりたいですし、(プロデューサーのジェイソン・ブラムも)乗り気なんです。僕もめちゃくちゃ乗り気。(主演の)ジェシカ・ローテもやる気まんまんなんですよ」とも話しており、実現時期については「時が来れば。できれば早くに来て欲しいんですけどね」と前向きに語っている。

監督は「ちょっと前に3作目のアイデアを書きました。我々みんな楽しみにしてるんです。前2作とは違った内容ですから」と言う。そのアイデアとは「同じ日を描きません」とのことだ。

2017年と2019年公開の前2作は学生寮を舞台に、大学生の主人公らが描かれた。同じ日を描き続けようにも、キャストは年を重ねていくものだ。主人公テレサ役ジェシカは1987年生まれ。もう一度、数年前に演じた自分と同じ一日を演じ直すのは大変だ。監督は「時の流れに対抗することはしない」と話している。「全く同じ日ということになると、全員、見た目が同じじゃなくちゃいけなくなる。そういうプレッシャーはなくなりました」。

ハッピー・デス・デイ
(C)Universal Pictures

気になる3作目のタイトルだが、「3」とはつかないとのこと。現在のワーキングタイトル(製作中の仮称)は『Happy Death Day To Us』ということだ。

ちなみにクリストファー・ランドン監督は、最新作『Freaky(原題)』の米公開を2020年11月に控えている。こちらは、冴えない女子高生と連続殺人鬼の身体が入れ替わってしまうという物語。主人公の女子高生を、『名探偵ピカチュウ』(2019)ルーシー役のキャスリン・ニュートンが演じる。予告編映像も公開されたばかりだ。

あわせて読みたい

Source:Empire

Writer

アバター画像
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly