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アル・パチーノ、自身の役の若き日にティモシー・シャラメを指名 ─『ヒート』続編小説、映画化なるか

アル・パチーノ&ティモシー・シャラメ
Photo by Rogelio A. Galaviz C. https://www.flickr.com/photos/galaxyfm/2861494876/ | Maximilian Bühn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Timoth%C3%A9e_Chalamet_Call_Me_By_Your_Name_Press_Conference_Berlinale_2017.jpg |Remixed by THE RIVER

アル・パチーノ&ロバート・デ・ニーロ共演、映画監督のマイケル・マンがメガホンをとったクライム・アクション『ヒート』(1995)。2022年8月9日、27年の時を経て映画の前後を描く小説が米国で刊行される。もしも前作の続編として映画化された場合、パチーノはティモシー・シャラメに主人公を演じてもらいたいと考えているようだ。

1995年に公開された映画『ヒート』では、犯罪のプロフェッショナルであるニール・マッコーリー(ロバート・デ・ニーロ)と、仕事に執念を燃やす警部補のヴィンセント・ハナ(アル・パチーノ)、このふたりの対決が物語の軸として描かれていた。

Varietyによると、マイケル・マンとメグ・ガーディナーという小説家が共同執筆した続編小説『Heat 2(原題)』は、このヴィンセントとニール人生を、映画で描かれた強盗事件の前の出来事と、映画の直後の展開を通して辿る物語だという。映画の最後では、ヴィンセントがニールを射殺していたが、その直後の物語では一体どんな展開が待ち受けているのだろうか。

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待望の小説の発売が近づく中、早くも映画化への期待が持たれている。この度、トライベッカ映画祭(2022年6月9日〜19日開催)にて、主演を務めたロバート・デ・ニーロとアル・パチーノ、プロデューサーのアート・リンソンが、『ヒート』の公開25周年を祝う企画に登場。このイベントは本来であれば2年前に開催される予定だったが、コロナ禍の影響により延期となっていた。『Heat 2』が映画化されることになった場合、ヴィンセント・ハナ役は誰に演じてもらいたいのか、という質問に対してアル・パチーノは、「ティモシー・シャラメ」とすぐさま答え、「彼は素晴らしい俳優ですし、ルックスもグレートです」とコメントしたそうだ

『君の名前で僕を呼んで』(2017)をはじめ、『ビューティフル・ボーイ』(2018)、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)など、話題作に数多く出演を重ねるシャラメ。パチーノが言うように、その美貌はもちろんのこと、アカデミー賞・主演男優賞で候補入りを果たすなど、実力もお墨付きだ。ヴィンセントのキャスティングとしてシャラメが指名されるのも納得がいくだろう。

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Source:Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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