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リブート版『ヘルボーイ』はオリジン描かずか ─ 育ての親とは複雑な関係、出演俳優が明かす

ヘルボーイ(2004)
©Revolution Studios 写真:ゼータ イメージ

2019年公開予定のリブート版『ヘルボーイ(原題:Hellboy)』内容の一部が明かされた。今回判明したのは今作がヘルボーイのオリジン(誕生)から始まる物語ではないこと、そしてヘルボーイとその育ての親・ブルーム博士の関係性だ。俳優出演のイアン・マクシェーンが語った

イアン・マクシェーンは、映画『ジョン・ウィック』(2014)コンチネンタル・ホテルのオーナー役などで知られ、今作ではヘルボーイの育ての親であるトレヴァー・ブルーム・ブルッテンホルム教授を演じる。マクシェーンはリブート版『ヘルボーイ』の内容について、以下のように明かした。

「今作では、ヘルボーイの誕生からは始まりません。ヘルボーイとブルームの関係性も、とても難しいものです。彼は父親を信用しているのだろうか。ヘルボーイは“俺を殺せばよかったのに。俺はモンスターだ”と言うんです。ヘルボーイとのちょっとした心理バトルですね。」

『ジョン・ウィック:チャプター2』のイアン・マクシェーン(左)
(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)Niko Tavernise

マクシェーンは続けて、今作の中で「重要な瞬間がある」と語る。

「それはヘルボーイが、自分と同じようなアウトサイダーと戦っていると感じる瞬間です。彼はインサイダー、つまり私に使われていると思っているんです。」

かつてギレルモ・デル・トロ監督によって製作された『ヘルボーイ』(2004)では、魔界から迷い込んだ悪魔の赤ん坊=ヘルボーイをブルーム教授が発見。アメリカ軍に射殺されそうになっていたところを保護し、ヘルボーイが成長してからもお互いに信頼を寄せあう関係性が描かれていた。この度のリブート版ではその暖かな関係性は影を潜め、より複雑なものになっているようだ。ヘルボーイ役のデヴィット・ハーバーも、以前「リブート版はダークで怖い怪奇映画」「原作のコンセプト通りに」と語っていた

リブート版『ヘルボーイ』は「ストレンジャー・シングス」のデヴィット・ハーバー主演、「ゲーム・オブ・スローンズ」のネイル・マーシャルが監督を務める。キャストにはブルーム教授役でイアン・マクシェーン、元海兵のベンジャミン・デイミオ役でダニエル・デイ・キムが出演。ミラ・ジョヴォヴィッチは本作のヴィラン、血の女王ニムエを演じることに決定したようだ。死から蘇った邪悪な魔女/血の女王ニムエを倒すべく、ヘルボーイが仲間と共に魔具を集めるといったストーリーになると報じられている。

リブート版『ヘルボーイ(原題:Hellboy)』は、2019年1月11日より全米公開予定。

(文:まだい)

Source: http://fandom.wikia.com/articles/hellboy-plot-ian-mcshane
https://www.empireonline.com/people/milla-jovovich/milla-jovovich-will-new-hellboy-blood-queen/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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