『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』ダークな本予告公開 ─ 地獄生まれのヒーロー、はびこる悪を叩き潰せ

アメコミ界きってのダークヒーローが再び登場だ。『ヘルボーイ』シリーズの原作者マイク・ミニョーラ自ら脚本に参加した最新作『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』より、ダークな本予告編と新ポスターが公開された。
シリーズ屈指の原作コミック「ヘルボーイ:捻じくれた男」を完全実写化。アメリカ・アパラチアの山中にある人里離れた寒村が舞台。かつて悪魔と契約を交わした人々の“罪”が今なお燻る、呪われた土地にヘルボーイが足を踏み入れる。
超常現象調査防衛局〈B.P.R.D.〉の捜査官ヘルボーイと、新人エージェントのジョーが訪れたのは、アパラチアの山奥にひっそりと佇む寒村。閉ざされた土地で怯えながら暮らす村人たち、そして次々に起こる奇怪な事件。そのすべては「歪んだ男」と呼ばれる悪魔の仕業だという。
そんな中、一人の男が村へ戻ってくる。名はトム・フェレル。二十年前、悪魔と契約し、魂を奪われたと語る彼の帰還が、封じられていた呪われた因縁を呼び覚ましてしまう。欲望に取り憑かれた魔女たち、魂を喰らう悪魔、そして決して逃れられぬ“契約”の呪い……ヘルボーイは「滅びの右腕」を武器に、この地に巣食う闇を打ち砕く。
予告編では、ヘルボーイの前に立ち塞がる悪魔・歪んだ男(クルキッドマン)の登場から幕を開け、悍ましいイメージの連続が観る者を呑み込む。森の静寂を破る“ボキッ”という異音とともに首を折る歪んだ男、悪魔に魂を売り苦悶する女性の叫び、そして木に吊るされた女が大蛇に呑まれるシーン……“シリーズ史上最もダークなヘルボーイ”の世界が、いま解き放たれる。
その闇の中に現れたヘルボーイは、「すまん、ぶちまけてしまった」と捨て台詞を吐きつつ、大蛇を一撃でねじ伏せる。さらにリボルバーをぶっ放し、拳で敵をなぎ倒すなど、地獄生まれのヒーローの激闘もたっぷり収録。
場面写真も多数到着。白馬を従えて現れる魔女や、歪んだ男の全身像、神々しい光に包まれたヘルボーイの姿などが公開されており、魔女と対峙するエージェントたちの緊迫感あるシーンも確認できる。

謎を追うミステリーとしての緊張感、容赦なきバトルアクション、そして迫りくる呪いの恐怖、全方位から観客を呑み込む、新たなヘルボーイが爆誕。映画『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』は2025年7月4日、日本公開。