ハリウッド版『ハローキティ』脚本家が決定 ─ 『ゴジラvsコング』や『ワイスピ』女性版スピンオフにも携わる気鋭リンジー・ビアに

ハローキティ初のハリウッド映画として製作が伝えられていた作品の脚本に、気鋭の新人リンジー・ビアが起用されたことが発表された。

リンジー・ビアは、米映画業界で現在最も注目を集める脚本家プロダクション「ノウン・ユニバース(Known Universe)」所属の脚本家。これまで、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)や『ゴジラ VS コング(仮題)』などの作品に携わっており、トム・ホランドとデイジー・リドリー主演のアクション映画『Chaos Walking(原題)』にも脚本家としてクレジットされている人物。最近ではエグゼクティブ・プロデ ュースも務めた『シエラ・バージェスはルーザー』(2018)の脚本を担当し、現在は『The Magic Order(原題)』のショーランナー、脚本、エグゼクティブ・プロデュースを務めている。また、ロバートソン=ドワレットと共同で『ワイルド・スピード』の女性中心のスピンオフ作品の脚本とエグゼクティブ・プロデュースを手掛けている。
プロデューサーは、本映画の実現化に向け5年間にわたり情熱を傾けてきた映画製作会社フリン・ピクチャー社社長のボー・フリン。米ワーナー・ブラザース・エンターテイメント傘下の映画製作会社で『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』両3部作で知られるニュー・ライン・シネマ社とフリン・ピクチャー社が製作を進めている。
『ハローキティ』初のハリウッド映画は現在企画開発中で、実写やアニメといった詳細は伝えられていない。ニュースリリースによると、「全世界の大人から子供まで男女を問わず楽しんでいただける作品を目指しています」とのこと。公開時期は現時点で未定。