平野耕太による人気のアクション漫画『HELLSING ヘルシング』(少年画報社)がハリウッドで実写映画化されることがわかった。脚本は『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッド、製作はAmazon Studiosが務める。米Deadlineが報じた。

20世紀末、イギリス。かの吸血鬼ハンター、エイブラハム・ヴァン・ヘルシングの孫である女性インテグラ・ヘルシングは、大英帝国の王立国教騎士団「HELLSING機関」を指揮していた。組織に雇われた不死身の吸血鬼・アーカードは、大英帝国を守るべく、吸血鬼やグール、ナチスの敗残兵、そしてさらなる脅威と戦っていた。折しも、元女性警官である新米吸血鬼のセラス・ヴィクトリアが新たに雇われる。

脚本家のコルスタッドは「数年前、兄弟から『HELLSING ヘルシング』の漫画とアニメを教えられて以来、自分が翻案したいという思いに取りつかれていました。夢が叶った思いです」とコメントしており、映画版ではプロデューサーも兼任。『ジョン・ウィック』シリーズでは脚本家として激しいアクションを生み出し、マーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」も執筆した俊英が、他に類を見ない“吸血鬼バトル”に挑む。

そのほか、プロデューサーには『マキシマム・ブロウ』(2012)『デビル・ストレンジャー』(2012)のマイク・キャラハン、『アップグレード』(2019)『ハニーボーイ』(2020)のブライアン・カバナー=ジョーンズ、『ピーターラビット』シリーズのジェイソン・ラスト、『ラ・ラ・ランド』(2016)などのフレッド・バーガーらが就任。製作総指揮は『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)の藤村哲哉らが務める。

“ヴァンパイアもの”の大ファンだというキャラハン氏は、コルスタッドに『HELLSING ヘルシング』を教えられて作品に心酔。映画化にあたっては、「平野耕太によるドラキュラとヴァン・ヘルシングの再創造は爽快で、アクションとホラーの奇妙な融合はかつてないものだった」との声明を発表した。

『HELLSING ヘルシング』は日本国内で2001年にテレビアニメ化されたのち、2006~2012年には原作に忠実なOVAシリーズが製作された。2003年には英訳版も刊行されており、世界各国で熱い支持を得ている。

Source: Deadline