『ハリー・ポッターと謎のプリンス』トム・リドルの子供時代役、ヴォルデモート役レイフ・ファインズの実の甥だった ─ 監督が起用の理由明かす

『ハリー・ポッター』シリーズにおける最大の宿敵、ヴォルデモートをシリーズ通して演じたのは、『007』シリーズや『キングスマン:ファースト・エージェント』(2021)などでおなじみのレイフ・ファインズ。実のところ、その甥であるヒーロー・ファインズ・ティフィンが、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』にヴォルデモートの子供時代役として出演していたのだ。
2009年に公開された『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、ハリー・ポッターたちがヴォルデモートとの最終決戦に備えて、彼の弱点を見つけるため奮闘し、その鍵を握る過去にも迫っていく物語。孤児院で親の愛を知らずに生活していた11歳のヴォルデモートことトム・リドルにふんしたのが、当時10歳だったヒーロー・ファインズ・ティフィンなのである。
監督のデヴィッド・イェーツは、本作撮影時のヒーローについて、「母親は映画監督で、彼はとても集中力があり、規律正しい子でした」と過去の取材で述べていた。ヒーローの母親というのは、『オネーギンの恋文』(1999)などで知られる監督、マーサ・ファインズのことだ。
トム・リドルとしてヒーローをキャスティングしたことについてイェーツは、「レイフに似ていることは利点のひとつでした」としながらも、レイフの甥であること自体は決め手ではなかったと説明。「ヒーローを選んだのは、彼の何かに取りつかれたような素晴らしい雰囲気が、トム・リドルという役に命を吹き込んでくれると思ったからです」。
ちなみにヒーローは現在24歳。俳優として継続的に活動しており、『アフター』シリーズや『兵士ピースフル』(2012)などに出演しており、今後の作品としては、『オールド・ガード』(2020)ジーナ・プリンス=バイスウッド監督最新作『The Woman King(原題)』がなど待機中だ。2023年3月24日に米国公開予定の『The Woman King』は、ヴィオラ・デイヴィス主演の歴史映画である。今後の活躍にも引き続き注目しよう。
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Source: USA Today