【敵は内にあり】『アルコール依存症』という敵と戦った二人のスーパー・ヒーロー
ヒーローも一人の人間。敵は常に平和を乱す悪者とは限らない。今回はアルコール依存症と戦った2人のヒーローについて取り上げる。
アイアンマン
3本のオウンタイトルの映画とアベンジャーズ関係の映画に出演し、今や知らない人はいないアイアンマンも、原作コミックスではアルコール依存症に悩まされていた。原作コミックスではアイアンマンの正体は秘密という設定。アイアンマンはトニー・スタークのボディーガードということにされており、トニーは一人二役をこなしている。その2面性のある生活のストレスをアルコールで解消していた。
『デーモン・イン・ア・ボトル』というエピソード内ではS.H.I.E.L.Dに自社を買収されかけたり、ジャスティン・ハマーがアーマーを操り他国の大使を殺害したりとの度重なるストレスでとうとうアルコールに負けてしまうトニーの哀れな姿が描かれている。その後は友人やスターク・インダストリーの社員の手助けで何とかアルコールを断ち切る。しかし、その後もトニーとアルコール依存症との戦いは続く。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Jk2Nq-4AE5A]
ところで、映画でアイアンマンを演じているロバート・ダウニー・Jrはかつて薬物中毒者だった。現在では克服しているものの、トニー・スターク役に抜擢される際には制作サイドからはこういった過去が障壁となり抜擢を反対されていたが、監督が「むしろこういった経歴がキャラクターに深みを持たせる」と推したため、役を獲得できた。おそらく、原作のトニーのアルコール依存症とロバート・ダウニー・Jrの薬物中毒を重ねたのだろうと推測される。
キャプテン・マーベル
忘年会・新年会のシーズンだが、飲み過ぎにはくれぐれも注意しよう!
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