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『ヒットマン』ドラマ版、スキンヘッドではない主人公に ─「彼には髪の毛がある」

ヒットマン2
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暗殺者エージェント47となって、依頼された任務をあらゆる手段を駆使して遂行していくステルス・アクションゲーム『ヒットマン』。2度に渡り映画化もされてきた人気作だが、Hulu&Fox 21のよるドラマ化も発表されていたのだ。ところが、2017年の製作発表以降は音沙汰なし。そんな中、ファンも驚きの最新情報が到着した……

Colliderのインタビューに、『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッドが登場。ドラマ・パイロット版の脚本を担当しており、コルスタッドは本作について、「第1話と第2話を担当しましたが、キャラクターをポスト・モダンの世界を通して描くことが出来たので、素晴らしかったです。『第三の男』(1949)と『コンドル』(1975)を足したような内容にした」と語っている。

もっともコルスタッドによるとドラマ版では、「ゲームでおなじみのヒットマンである男が登場しますが、彼には髪の毛があり、独立して活動している」という。ゲームのメインキャラクターといえば、スキンヘッド。そんなシンボルともいえるスタイルに変更を加えるというのだ。続けてコルスタッドは、「彼にも司令役がいて、普通の人生があります。本に登場するような、70年代後半から80年代初頭の暗殺者みたいな」としながら、キャラクターのほかストーリーについても詳しく語っている。

「あるとき、彼はひとつの依頼を受けて、その依頼を遂行していくにつれて、これまで彼が選択してきたことが、自分自身の判断ではなかったことに気付かされるのです。そして鏡の前で、バーコードが自分の肌に刻まれていることを知って終わる。“私は一体、誰なんだ?”というミステリーになっていくわけです。それを(ジェイソン・)ボーンでは素晴らしくやってのけていましたね。ただ今作ではもっと、“私の人生は何が本当なのか?何が捏造されているのか?何が計画されているのか?”など、自然と育成という対立を描いているわけです。」

ちなみに、コルスタッドは本作の他、ゲーム『ジャストコーズ』や『スプリンターセル』の映像化企画にも参加している。『ヒットマン』ドラマ版も含めて、いずれも製作時期は不明だ。

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Source: Collider

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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