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スパイダーマン役トム・ホランド&キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンス、非マーベル映画で初共演か ― 信仰と暴力描く新作映画で

[左]©THE RIVER [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14615990538/ Remixed by THE RIVER

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)など、マーベル・シネマティック・ユニバース作品でスパイダーマン役を演じているトム・ホランド、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスが非マーベル映画にて初めて共演する可能性が浮上した。米Deadlineは、二人が新作映画『The Devil All the Time(原題)』への出演交渉に入ったと報じている。

トム・ホランド クリス・エヴァンス
[左]©THE RIVER [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14615990538/ Remixed by THE RIVER

『The Devil All the Time』は、2011年に発表されたドナルド・レイ・ポロックの同名小説を映画化する作品だ。物語の舞台となるのは、ノッケンスティフ(Knockemstiff)と呼ばれる、人々から忘れられたオハイオの未開拓地。ガンに侵された妻のために祈る主人公ウィラード・ラッセルや、その夫婦の息子にして学校でいじめられて育ち、行動の時を待つ青年アーヴィン、連続殺人鬼のカップル、信仰心を試す牧師、腐敗した地元の保安官らが登場して「信仰と暴力、救済の嵐が吹き荒れる」という。

出演交渉が無事に結ばれた場合、ホランドはいじめられて育った青年アーヴィン役、エヴァンスは地元の保安官役を演じる見込み。
また報道によれば、本作にはホランド&エヴァンスのほか、『トワイライト』シリーズや『グッド・タイム』(2017)のロバート・パティンソン、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズや『クリムゾン・ピーク』(2015)のミア・ワシコウスカ、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)や『レディ・バード』(2017)に出演し、劇作家としても活躍するトレイシー・レッツが出演交渉に入っているとのこと。贅沢な布陣によるダークな新作映画が誕生することになりそうだ。

本作の脚本・監督は、ドラマ「Marvel パニッシャー」(2017-)でエピソード監督を担当し、「The Sinner -記憶を埋める女-」(2017)を手がけたアントニオ・カンポスが務める。プロデューサーは『キャロル』(2015)や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)など数多くの映画で音楽監修を担ってきたランドール・ポスター。俳優ジェイク・ギレンホールが設立した製作会社Ninestories Productionも携わっている。

映画『The Devil All the Time(原題)』は2019年2月に撮影開始予定

Source: Deadline
Eyecatch Image: [左]©THE RIVER [右]Photo by Gage Skidmore Remixed by THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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