スパイダーマン役トム・ホランド、ウルヴァリンとの「身体入れ替わり」演じたい ─ ゼンデイヤ「ヒュー・ジャックマンにも出てほしい」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でピーター・パーカー/スパイダーマンを演じているトム・ホランドが、「X-MEN」ウルヴァリンとの共演や、コミックに実在する“中身入れ替わり”エピソードの映像化を希望している。
最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のプロモーションで、「まだMCUに登場していないキャラクターなら誰と共演したいですか?」と尋ねられたトムは、迷わず「スパイダーマンとウルヴァリンをやりたいですね」と即答。しかもトムが期待するのは、ただの共演ではなかったのである。
「『アルティメット・スパイダーマン』(コミック)に、すっごく面白い話があるんです。スパイダーマンとウルヴァリンの身体が一日だけ入れ替わっちゃう。ある朝、目が覚めたら、ピーター・パーカーがウルヴァリンになってて、ウルヴァリンもピーター・パーカーになってるんです。学校に行くんだけど、いきなりピーターが乱暴で荒々しい男になって、先生に言い寄ったりして。ウルヴァリンのほうも、すごく怖い男のはずなんですが、“やあみんな、何してるの?”とか、(爪を出して)“なんだこれ!”とか言い出しちゃう。」
これを隣で聞いていたMJ役のゼンデイヤは、すかさず「ヒュー・ジャックマンで観たい」と一言。トムが「それ絶対面白いね」と応じれば、ゼンデイヤは「ピーター・パーカーになってほしい」と爆笑した。トム・ホランドとヒュー・ジャックマンの中身が入れ替わる映画なんて、スパイダーマンとウルヴァリンでなくとも面白くなるにちがいない。
ちなみに、トムがここで言及しているエピソードは、2004年刊行のコミック『アルティメット・スパイダーマン』#67「Jump the Shark」で描かれたもの。ところでマーベル・スタジオは、“もしも”を描くアニメシリーズ「マーベル ホワット・イフ?(邦題未定、原題:Marvel’s What If…?)」をディズニーの映像配信サービス「Disney+」で企画しているが、そちらではこうしたアイデアの映像化が繰り広げられるとみられる。もしかして、もしかすると…?
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年6月28日(金)より世界最速公開中。『スパイダーマン:ホームカミング』ブルーレイ&DVDは発売中。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/