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『ホーム・アローン』リブート版、もうすぐ製作終了 ─ コロナ禍の撮影、出演者が報告

ホーム・アローン
© 2020 20th Century Studios

20世紀スタジオ製作、人気映画シリーズ『ホーム・アローン』のリブート版(タイトル未定)の製作が終盤に入っていることがわかった。出演者のキーナン・トンプソンが明かした。

『ホーム・アローン』は、クリスマスの夜、家族旅行に置いていかれてしまった少年ケビンと泥棒2人組が攻防を繰り広げるコメディ映画。クリスマスシーズンの定番であり、元祖“お留守番映画”といえる人気シリーズだ。おなじみマコーレー・カルキン主演の第1作(1990)・第2作(1992)のほか、出演者と設定を一新した第3作(1997)が製作された。

Disney+(ディズニープラス)オリジナル作品となるリブート版で主人公の少年を演じるのは、『ジョジョ・ラビット』(2019)のアーチー・イェーツ。リブート企画の第一報は2019年夏に伝えられていたが、製作の具体的な動向はこれまで明かされていなかった。しかし、テレビ番組「Watch What Happens Live with Andy Cohen」に出演したキーナンによると、すでに製作は大詰めに向かっているらしい。

「長い撮影でした。カナダで始まり、コロナ禍のために中断され、また再開されたんです。すごく大変な中でやり遂げるのは気がかりでしたが、終わりはすぐそこまで近づいていると思います。最近アフレコをしましたが、これはたいてい大詰めの作業。もうすぐですよ。」

20世紀スタジオ/ディズニーはリブート版『ホーム・アローン』の詳細を発表しておらず、配信時期などは未定。しかし、コロナ禍の苦境を乗り越えながらも撮影は続けられていたということだ。

出演者はアーチー・イェーツのほか、「アンブレイカブル・キミー・シュミット」(2015-2019)のエリー・ケンパー、『デッドプール2』(2018)『トムとジェリー』(2021)のロブ・ディレイニーら。監督は『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(2006)脚本家のダン・メイザーが務め、脚本はコメディアンのマイキー・デイ&ストリーター・サイデルが執筆した。再びストーリーとキャラクターを一新してのリブート、どんな仕上がりとなるか。

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Source: Watch What Happens Live with Andy Cohen

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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