「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン2は「非常にダーク」と原作者が予告 ─ 第1・2話は「素晴らしかった」

「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)の前日譚ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン2について、原作者のジョージ・R・R・マーティンが「ものすごくダーク」な幕開けになることを予告した。
この記事には、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン1のネタバレが含まれています。
マーティンの著書『炎と血』を基にした「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の約200年前を舞台に、ドラゴンの血を引くターガリエン家の内乱を描く物語。シーズン2は、2024年夏に米配信が予定されている。
自身のブログ『Not A Blog』にて、マーティンは番組ショーランナーのライアン・コンダルからシーズン2の第1話&第2話のラフカットを見せてもらったと報告。自身の小説を基にした作品は「客観的な立場で語れない」としつつも、「2つのエピソードはとても素晴らしかった(まだ完成版でもないのに)」と絶賛している。
また、マーティンはその内容が「ものすごくダーク」であることを強調。視聴者に対して「きっと泣けるだろう(私自身は泣かなかったが、友人の一人が泣いた)」と予告した。
シーズン1のラストでは、主人公レイニラ(エマ・ダーシー)の息子のひとりが、アリセント(オリヴィア・クック)の息子が乗るドラゴンの攻撃によって死亡。ラストで訃報を聞いたレイニラの怒りに満ちた表情は、アリセントの派閥である“翠装派”への復讐を示唆していた。ちなみに原作ではその後、恐ろしく暴力的な展開が待っている。
なおマーティンによると、すでにシーズン3&シーズン4に関する話し合いも始まった模様。コンダルや脚本家たちと「2日間部屋にこもって、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン3&4について話し合った」と明かし、「活発で楽しいディスカッションになり、良い成果も出せた。2日間ではとても足りなかったが」と振り返った。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」はシーズン2は2024年夏、米配信開始。シーズン1はU-NEXTで配信中。
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Source: Not A Blog