Minamiリドリー・スコット＆レディー・ガガ『ハウス・オブ・グッチ』新予告編が米公開 ─ グッチ家の闇を描く、アダム・ドライバー＆ジャレッド・レトら共演
“グッチ一家の闇”を描く犯罪映画、『ハウス・オブ・グッチ』（2022年1月14日公開）より新予告編が米国公開された。リドリー・スコット監督、レディー・ガガ主演、アダム・ドライバー＆ジャレッド・レト＆アル・パチーノらが豪華共演を果たした注目作だ。
1995年3月27日、多くの目撃者がいる中、ミラノの街に銃声が響き渡る。殺害されたのは、ファッションブランドのGUCCI創業者の孫にあたる3代目社長、マウリツィオ・グッチ（アダム・ドライバー）。犯人が特定できない状況が続く中、その実行犯の黒幕が明かされる。それは妻のパトリツィア・レッジャーニ（レディー・ガガ）だった。
グッチ一族の確執とその中で起きた殺害事件が描かれる本作。公開された新予告編は、パトリツィアがグッチ家に招かれる場面からはじまる。そこではアルド・グッチ（アル・パチーノ）やパオロ・グッチ（ジャレッド・レト）に見守られる中、マウリツィオをはじめとする男たちが殴り合いをするという衝撃的な光景が広がっており、パトリツィアは動揺を隠せない様子。もっとも、パオロがあとから参加し、ボールらしきものをキャッチしようとしたところ、タックルされるという描写も描かれているため、なんらかのスポーツの可能性もあり得るが、その度を遥かに超えるような乱闘にも見えるだろう。
そこから、Eurythmic「Sweet Dreams（Are Made of This）」が響き渡る中、パトリツィアとマウリツィオの結婚生活が映し出されるが、幸せな日々はそう長くは続かない。「グッチはエキサイティングなんかじゃない。そんなことは誰もが知っていること」「少なくても僕の名前だよ、スウィーティ」「私たちの名前でしょう、スウィーティ」。グッチのファッションに身を包んだ華やかな生活とは裏腹に、金や家族、権力、裏切りがうごめく一族の栄枯盛衰が次々と捉えられていく。そして、パトリツィアが何者かに夫の暗殺を指示するような姿も。一族の崩壊が徐々に迫り寄る……。
上述の出演者のほかには、『ロリータ』（1997）『ジャスティス・リーグ』（2017）ジェレミー・アイアンズ、『アメリカン・ハッスル』（2013）ジャック・ヒューストン、『テンペスト』（2010）リーヴ・カーニーらが名を連ねている。製作を担当したのはリドリー・スコットのほか、妻で女優・プロデューサーのジャンニア・スコットだ。
映画『ハウス・オブ・グッチ』は、2022年1月14日（金）公開。
