映画『ハリー・ポッター』20周年企画が始動 ─ ファン参加型のクイズ大会&シリーズ振り返りスペシャル番組

2001年に始まった映画『ハリー・ポッター』シリーズ公開から20周年を記念した特別企画が始動だ。魔法ワールドと米ワーナー・メディアが共同で、脚本なし(unscripted)のリミテッド・シリーズ作品を製作することがわかった。米Deadlineなどが報じている。
このたび発表された企画は2つ。1つは、『ハリー・ポッター』シリーズ屈指のファンが魔法ワールドの知識を競うクイズ大会を題材とした作品。1話あたり1時間の全4構成となる。現在、出演するファンのキャスティングが米国内で実施されている。2つ目の作品は、映画シリーズを振り返るスペシャル番組になるとのことだ。
米ワーナー・ブラザースのグローバル・キッズ、ヤング・アダルト、クラシック部門を管轄するトム・アッシェイムは、「全ポッターファンの方々が、内なるハーマイオニー・グレンジャーを受け入れて魔法界の知識を身につけることで、世界にたった一つの究極の祭典に備えることができます」とコメント。「O.W.L.試験を受けてみたいと思っていたファンにとっては、まさに理想的な体験と言えるでしょう」と述べている。配信は2021年後半より、米HBO Max、米カートゥーン ネットワーク、米TBSにて開始予定。
2011年に映画シリーズが完結した『ハリー・ポッター』シリーズからはこのほか、米HBO Maxにてテレビドラマ版が企画中。2021年1月時点で企画は初期段階にあり、アイデアの検討が進められていた。2022年には、魔法界を舞台としたオープンワールドゲーム『ホグワーツ・レガシー』の発売を控えるなど、魔法ワールドは今後も拡大していく。
Source: Deadline