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『ハリー・ポッターと秘密の部屋』インチキ先生ロックハート役ケネス・ブラナー、現場でも子役にイタズラ

ハリー・ポッターと秘密の部屋
Warner Bros./Photofest

『マイティ・ソー』(2008)や『シンデレラ』(2015)などでは監督として、『ダンケルク』(2017)や『TENET テネット』(2020)などでは俳優として、今日を代表する映画人ケネス・ブラナーは、若手俳優にとっても常に頼りになる存在のようだ。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)撮影時のエピソードを主人公ハリーを演じたダニエル・ラドクリフが英EMPIREでのインタビューにて明かしている。

『ハリー・ポッター』シリーズ2作目となる『秘密の部屋』でブラナーが演じたのは、作家の肩書を持ち、ホグワーツ魔法魔術学校で「闇の魔術に対する防衛術」を教えるギルデロイ・ロックハート。自身もホグワーツの卒業生であり、甘いマスクで女性からの人気も高く、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)も彼のファンの1人だ。

しかしその実態は、忘却術で人の記憶を消し、著書に書かれているような偉業も達成していないペテン師だった。タチは悪いがどこか憎めないロックハート先生はシリーズのファンのみならず、ラドクリフにとっても思い出深い様子。ブラナー本人もとても楽しい人だったようだ。

「ケン(ケネス)・ブラナーはとても魅力的で、僕たちを笑わせるという点において、若手俳優にイタズラばかりしてくる人でしたね。僕たちが笑わないようにしているシーンがあると、彼はそれを見ていて『君たちを笑わせてやるぞ』って感じだったんです。すごくすごくおかしくて、そして優しかったですね。」

真面目なシーンを傍から笑わせようとするブラナーは、コミカルなロックハート先生そのもの。シリーズへの出演は『秘密の部屋』1作に留まったが、監督のクリス・コロンバスもブラナーのユーモアセンスを高く評価している。

Source:EMPIRE

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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