舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』2020年にも実写映画化?ダニエル・ラドクリフが復帰の噂

今年7月からロンドン・パレスシアターで上演されている舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、原作者のJ.K.ローリングも製作に携わった正真正銘の『ハリー・ポッター』シリーズ最新作だ。物語はシリーズから19年後の設定で、ハリーは父親となっている。
現在ワーナー・ブラザース社は『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化を計画しているようだ。しかもハリー役にはダニエル・ラドクリフの復帰を希望しているという。
「信頼できる情報筋」?
今回のニュースをいち早く取り上げたNYデイリー・ニュースは、ハリウッドの信頼できる情報筋から『ハリー・ポッターと呪いの子』映画化の情報を入手したという。同サイトによれば、ワーナー・ブラザース社は早ければ2020年にも映画版の公開を目指しており、すでに極秘で映画化権の取得に動き始めているようだ。
また同サイトは、ワーナーがハリー役にご存知ダニエル・ラドクリフの復帰を希望していると報じている。ラドクリフ自身は以前「ハリー役から距離を置きたい」という意思を示していたが、今後ハリー役を演じないとは明言していない。『呪いの子』が映画化されるとなれば、おそらく出演交渉が行われることになるだろう。

http://www.cosmopolitan.co.uk/entertainment/news/a39222/daniel-radcliffe-masturbated-harry-potter/
噂への冷静な指摘
一方で『呪いの子』映画化のニュースには冷静な指摘もなされている。映画情報サイト・コライダーは、『呪いの子』の映画版が2020年に公開されるという情報は『ファンタスティック・ビースト』の公開時期と食い違っていると述べた。
今年11月23日に公開される『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品で、すでに3部作となることが発表されている。その完結編が2020年に公開予定のため、『呪いの子』が2020年に公開されると時期が重なってしまうのだ。もっとも2020年が「ハリー・ポッター・イヤー」になる可能性も否定できないが……。

https://www.youtube.com/watch?v=ViuDsy7yb8M
また2020年時点ではダニエル・ラドクリフの実年齢は31歳であり、劇中設定の37歳には少し遠い。さらにエマ・ワトソンは現時点でハーマイオニー役の再演に難色を示しているため、オリジナルメンバーがわずか数年後に再集結することは難しいとみられる。
とはいうものの、ワーナーが大ヒットシリーズの最新作に意欲を示さないということも考えづらい。『ハリー・ポッターと呪いの子』は遅かれ早かれ映画化されることだろう。問題はそれがいつになるのか、そして誰が出演するのか、ということだ。
source: http://www.nydailynews.com/entertainment/gossip/confidential/harry-potter-sequel-daniel-radcliffe-magic-article-1.2767484
http://collider.com/harry-potter-and-the-cursed-child-movie-daniel-radcliffe/