ヒュー・ジャックマン、『X-MEN』卒業間際は「楽しくなかった」 ─ 『デッドプール&ウルヴァリン』は「本当に楽しかった」

2024年に公開されるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)唯一の映画、『デッドプール&ウルヴァリン』にウルヴァリン役で復帰するヒュー・ジャックマンが、『X-MEN』シリーズからの引退間際は「ウルヴァリン役を楽しんでいなかった」と回顧している。
米Peopleにて、デッドプール役のレイノルズと対談したジャックマンは、レイノルズからアクションの技術を絶賛されると、キーパーソンであるブライアン・スムルツの名を挙げた。『X-MEN』シリーズでセカンド・ユニット・ディレクターを務めたスムルツは、ジャックマンに「ダンスを習うといい」とアドバイスをした人物。以降、ジャックマンも自身のスタントパーソンたちに同じ助言をしているという。
「彼(スムルツ)は、“必要な強度とリラクゼーションの融合、それがコレオグラフィー(振付)の基本だ”と言っていた。その通りだから、スタントには自分なりに取り組む。僕はダンサーではないけれど、今はダンスのトレーニングをたくさんしているし、仕事でも踊るから、そのプロセスが好きなんです。何かを見て学び、それらが自分の血肉になっていくのが面白いんです。」
ところが、『LOGAN/ローガン』(2017)で卒業を決意する以前の数年間は、ウルヴァリン役を楽しめなくなっていたという。
「認めるけれど、10年くらい前は楽しくなかった。キツかったし辛かったです。だけど休みをもらい、たくさんダンスをして、舞台にも出たし、アリーナでのショーもやった。だから(『デッドプール&ウルヴァリン』で)カムバックした時は本当に楽しかったんです。」
10年前の2014年といえば、ジャックマンがウルヴァリン役を演じた『X-MEN:フューチャー&パスト』の公開年。ウルヴァリンを卒業した『LOGAN/ローガン』のあとは、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(2018)に主演し、ブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ミュージックマン(原題)』にも出演した。
ちなみにジャックマンによると、『デッドプール&ウルヴァリン』での復帰当初は体が痛かったものの、すぐに身体と頭が勘を取り戻したそう。その裏側には、入念なトレーニングによる肉体づくりの効果もあるはずだ。
もちろん『デッドプール&ウルヴァリン』でのカムバックは、プライベートでも非常に仲の良いレイノルズの存在なしには語れない。以前、ジャックマンはウルヴァリン役を再演する可能性についてレイノルズと話した後に検討し、出演を快諾したことを明かしていた。今回のインタビューでも、ジャックマンはレイノルズとの友情がいかに大切であるかを熱く語っている。
公私ともにバディなレイノルズ&ジャックマンが再共演を果たす期待作『デッドプール&ウルヴァリン』は、2024年7月26日(金)日米同時公開。
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Source: People






















