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アニメ「アイ・アム・グルート」はMCUの正史なのか?ジェームズ・ガン監督&プロデューサーの意見が相反

アイ・アム・グルート
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新アニメ「アイ・アム・グルート」は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)に登場したキュートなベビー・グルートの成長と冒険を描く全5話の短編シリーズだ。ベビー・グルートの相棒であるロケットも登場し、ベビー・グルート役でヴィン・ディーゼル、ロケット役でブラッドリー・クーパーが映画シリーズから続投。グルートの自由気ままな日常が描かれそうなこのシリーズだが、実際のところMCUの正史に入るのだろうか?

Gamesradarによると、その気になる疑問にInstagramストーリーのQ&Aにて、「アイ・アム・グルート」でプロデューサーを務めるジェームズ・ガンが回答。このシリーズがMCUのメインユニバースであるアース616に設定されているのか質問されたガンが、「マーベルの一部の人は、これが正史だと考えているようだ。僕自身は、そう捉えるのが難しいけどね」と答えていることから、監督自身は正史とは見なしていようだ。

以前にもガンはTwitterにて、「アイ・アム・グルート」は『リミックス』後が舞台になるのか尋ねられ、「短編アニメシリーズだから、必ずしもガーディアンズ・サーガの一部である必要はない。番組自体がその正史だと思っている」と返答していた。

ところが米Comicbook.comのインタビューで、プロデューサーの一人であるブラッド・ヴィンダーバウムが本作の時代設定について訊かれた際、「期間の範囲が狭いですよね?番組は、『リミックス』の終わりからポストクレジットシーンの前までの間です」と説明。「つまり、グルートの幼児期以降の成長段階の狭い期間が舞台です」と続け、明言こそしていないものの番組を正史として捉えている模様。ガンの意見とは少し異なっているようだ。

果たして、ベビー・グルートを主人公にした短編アニメシリーズは、MCUの正史にカウントされるのだろうか?その答えは、2022年8月10日(水)よりディズニープラスにて独占配信される「アイ・アム・グルート」を自分の目で観て考えてみよう。

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Source:Gamesradar, Twitter, Comicbook.com

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。