『アイ・アム・レジェンド』続編始動はマイケル・B・ジョーダンのおかげだった ─ ウィル・スミス「超クールなコンセプトだった」

ウィル・スミス主演のSF映画『アイ・アム・レジェンド』(2007)の続編企画が正式に動き出したことが報じられたが、新キャストとして参加するマイケル・B・ジョーダンの売り込みに感銘を受けて、スミスが重い腰を上げたという経緯があったようだ。
リチャード・マシスンの同名小説の映画化となる『アイ・アム・レジェンド』は、スミス演じる科学者のロバート・ネビルが、ウイルス感染によって人々がゾンビ化してしまったニューヨークで、治療法を求めて孤独に戦う物語。
約10年前に本作の続編に関する噂をスミスが完全否定していたが、サンタバーバラ国際映画祭のレッドカーペットで米Entertainment Tonightのインタビューに応じたスミスが、その心境の変化はジョーダンのおかげだったと明かしている。
「『アイ・アム・レジェンド2』は、放置しておくつもりだったプロジェクトの一つだったんです。それから(続編の)アイデアを聞きました。“それなら上手くいくかもしれない。それならできる”と思ったんです。[中略]そのアイデアについては語れませんが、本当に超クールなコンセプトで、マイケルはそのアイデアを生み出すことに関わっていました。」
スミスが“超クール”だと力説するコンセプトはベールに包まれており、ジョーダンが演じるキャラクターも不明だが、この初顔合わせとなる超豪華なカップリングには期待が高まるばかり。前作で脚本を手がけたアキヴァ・ゴールズマンもカムバックして再びペンを執り、スミス&ジョーダンと共に製作総指揮も兼任する。現時点で監督は決まっていない。
今後も『アイ・アム・レジェンド』続編の進捗状況に注目しておきたい。
Source:Entertainment Tonight, Indiewire