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【和訳あり】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は「映画史上かつてない事件」に!メイキング映像&コンセプトアートが到着

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のメイキング映像第1弾が公開された。今回の映像は、撮影初日となった2017年1月23日のアトランタより、ロバート・ダウニー・Jr.(アイアンマン役)&クリス・プラット(スター・ロード役)&トム・ホランド(スパイダーマン役)のコメントのほか、スタッフ陣へのインタビュー、初出しのコンセプトアートという“サプライズ”満載で構成されている。

3作品の主役が語る意気込み

ダウニー・Jr、プラット、ホランドの3人は、『インフィニティ・ウォー』の撮影に向けて、各々の思いをストレートに語っている。

クリス・プラット(スター・ロード役)
「今日(2017年1月23日)が、アトランタのパインウッド・スタジオでの撮影初日なんだ。まったく、本当に信じられない気持ちさ」

ロバート・ダウニー・Jr.(アイアンマン役)
「一年間の撮影が楽しくなりそうな、そんな初日だよ」

トム・ホランド(スパイダーマン役)
「『アベンジャーズ』第1作を親友と観た時には、自分がシリーズのひとつに出演する、ましてスパイダーマンを演じるなんて夢にも思わなかったよ。まるで自分が世界一になったような気分さ。それくらい興奮してるんだ」

『インフィニティ・ウォー』と、続く『アンタイトルド・アベンジャーズ(仮題)』の撮影は、分割せずにまとめて実施される予定だ。とりわけダウニー・Jr.のコメントからは、通常の映画では考えづらい、1年間にも及ぶ撮影への意気込みが感じられる。

『シビル・ウォー』は壮大な“前フリ”だった?

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、マーベル・シネマティック・ユニバース「作品や時間を超えてつながる大作映画」として捉えているという。

https://www.youtube.com/watch?v=sAOzrChqmd0
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「『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、2008年5月の『アイアンマン』に始まったマーベル・シネマティック・ユニバースの到達点なんだ。シリーズの作品をすべて繋げる、かつてない、前例のない到達点だよ。我々にとって大切なのは、彼らの全員が協力して、『アベンジャーズ』に登場したサノスに対峙することだ。いかにそれを予想外の方法でやるのか。アベンジャーズと史上最強の敵が対決する、しかし彼らはまったく準備ができていない。そのために『シビル・ウォー』をやったんだ。『インフィニティ・ウォー』のためにね」

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に続き、『インフィニティ・ウォー』でメガホンを取るのは、アンソニー&ジョー・ルッソ監督だ。脚本も同作に続き、クリストファー・マルクス&スティーヴン・マクフィーリーが担当する。彼らは口を揃えて、『シビル・ウォー』と『インフィニティ・ウォー』の繋がりを語った。

https://www.youtube.com/watch?v=sAOzrChqmd0
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https://www.youtube.com/watch?v=sAOzrChqmd0
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アンソニー・ルッソ監督: 僕たちが構想して製作した、『シビル・ウォー』の結末は大いなる準備だった。きっとこれらの映画(『インフィニティ・ウォー』『アンタイトルド~』)も、かつてそうしてきたようになるだろうね。

クリストファー・マルクス: トニーとスティーブが決裂して、アベンジャーズは名前だけの存在になった。世界は脆い状態なんだ。

ジョー・ルッソ監督: トニーは巨大な脅威が迫っていることを察知している。だから彼は平和を守るため、自らのすべてを投じるのさ。

なお映像の中では、トニーとアイアンマン・スーツのコンセプト・アートも紹介されている。

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https://www.youtube.com/watch?v=sAOzrChqmd0

最凶のヴィラン、最高のアドベンチャー

ケヴィン・ファイギ社長は、『インフィニティ・ウォー』のヴィランであるサノス(ジョシュ・ブローリン)について「なぜ彼が最大にして最高・最悪のヴィランなのかを見せつけてくる。アベンジャーズにとって最も恐ろしいヴィランだ」と話す。

https://www.youtube.com/watch?v=sAOzrChqmd0
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https://www.youtube.com/watch?v=sAOzrChqmd0
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そのサノスに相対するのは、これまでマーベル・シネマティック・ユニバースに登場してきたキャラクターの面々だ。全編を指揮する監督も、その意気込みをこう明かしている。

ジョー・ルッソ監督: 一番ワクワクするのは、すばらしいキャラクターのスゴい顔ぶれだよ。マジでアツい、エキサイティングな、大スケールのアドベンチャーを作ってみせる。

またケヴィン・ファイギ社長は、今回のメイキング映像で「『インフィニティ・ウォー』ではアベンジャーズと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が出会うことになる」と明言。以前から話題になっていた情報だが、これをマーベルが公式に認めるのは初めてとみられる。また映像の中では、ソーとロケット・ラクーンが共闘するコンセプトアートが公開された。

https://www.youtube.com/watch?v=sAOzrChqmd0
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ジョー・ルッソ監督: マーベルの存在、そして彼らが過去10年でやってのけたことがあって、2本の『アベンジャーズ』は映画史上かつてない事件になるんだ。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年5月4日全米公開予定。今後の情報からも目が離せない。

source & Eyecatch Image: https://www.youtube.com/watch?v=sAOzrChqmd0

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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