Menu
(0)

Search

『インサイド・ヘッド2』2024年最大の特大ヒットスタート ─ 『バービー』以来の米初動、ディズニー&ピクサー復活を告げる

インサイド・ヘッド2
(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』が、2024年最大のオープニング興行収入を記録したことがわかった。2023年No.1映画『バービー』以来の大ヒットスタートを見せている。

Varietyによれば、『インサイド・ヘッド2』米初週末の興行収入は1億5,500万ドル。現時点で2024年公開作品No.1、No.2に位置している『デューン 砂の惑星 PART2』(8,250万ドル)や『ゴジラxコング 新たなる帝国』(8,000万ドル)の2倍に迫る勢いだ。

世界累計の興行収入では2億9,500万ドルを突破。メキシコ、韓国、イギリス、ドイツ、フィリピンといった国々でヒットを記録している。日本やフランス、イタリア、スペイン、中国といったメジャー市場での公開も控えており、今後も記録は伸長していく見込み。Varietyは10億ドルを超える可能性があるとも伝えている。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

ディズニー&ピクサーといえば、劇場公開作として製作された『ソウルフル・ワールド』(2020)『あの夏のルカ』(2021)『私ときどきレッサーパンダ』(2022)の3作がコロナ禍によりディズニープラスでの配信スルーとなった。続く『バズ・ライトイヤー』(2022)から従来の劇場公開が復活したものの、直近の『マイ・エレメント』まで興行的に苦戦を強いられていた。

『インサイド・ヘッド2』はそんなディズニー&ピクサーの復活を告げることになりそうだ。米国での初動成績は、『トイ・ストーリー4』(2019)や『ファインディング・ドリー』(2016)といった大ヒット作品を上回り、『インクレディブル・ファミリー』(2018)に次ぐピクサー史上歴代2位。世界興収での新記録樹立にも期待したい。

日本では8月1日(木)より公開を迎える『インサイド・ヘッド2』では、思春期を迎え、高校入学という人生の大きな転機を迎えた少女・ライリーが主人公。ライリーを子どもの頃から見守って来た頭の中の感情・ヨロコビやカナシミたちの前に、ある日、シンパイ率いる“大人の感情”たちが現れたことで、感情の嵐が巻き起こっていく……。脚本は、前作から続投でメグ・レフォヴが担当。監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マンが務める。

ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』は8月1日(木)公開。

Source:Variety(1,2

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly