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マーティン・スコセッシ最新作『アイリッシュマン』最終予告編 ─ デ・ニーロ&アル・パチーノ&ジョー・ペシが紡ぐ半世紀、11月27日Netflix配信開始

アイリッシュマン
Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』2019年11月27日(水)独占配信開始

巨匠マーティン・スコセッシ監督の最新作、Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』が2019年11月27日(水)に全世界同時配信となる。ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシという名優が揃い踏みした本作より、このたび“男たちの半世紀”に迫った予告編が到着した。

作家チャールズ・ブラントのノンフィクション作品を映画化した本作は、アメリカの歴史を変えたといわれる実在の殺し屋、“アイリッシュマン”ことフランク・シーランの半生を描く。全米トラック運転手組合のリーダー、ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)の不審な失踪と殺人事件の容疑をかけられたのは、ジミーの右腕であり友人、裏社会のボスであるラッセル・ブファリーノ(ジョー・ペシ)に仕えていたフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)だった。アメリカ最大の未解決事件とされる事件をきっかけに、犯罪組織の抗争、主導権争い、政権とのつながり、JFK暗殺事件への関与まで、アメリカ裏社会の闇と事件の真相が浮き彫りになっていく。

マーティン・スコセッシ監督は、本作について「物語は1949年から2000年までを描き、時間は継続的に行き来する。82歳の男性が結婚式に向かうロードトリップを語っている1975年の場面から始まって、50年代、60年代、70年代に遡り、また現在に戻ってきます」と語る。本作では、半世紀に渡る男たちの物語が、壮大なスケールと圧倒的なクオリティで綴られるのだ。

主人公フランク・シーランの背景について、スコセッシは「シーランは第2次世界大戦の退役軍人で、連続411日間に及ぶような過酷な戦闘を経験してきた」と話す。「何度も死にそうになった後、彼は何のために生きるのか分からない世界に戻ります。家族のために頑張らなくてはいけないはずが、教育もチャンスもなかった彼には、人生がうまくいく兆しがなかった。そんな時、彼は自分を必要としてくれる人々と偶然出会うんです」。また、シーラン役のロバート・デ・ニーロは「台本の読み合わせですごく高揚しました。私は人間味がある話が好きなのですが、この物語には想像以上に人間味があった」と人間ドラマの側面を強調している。

本作は第57回ニューヨーク映画祭のオープニング作品として初上映されるや、その完成度の高さから「スコセッシの最高傑作」(New York Post)、「スコセッシの作品で最も感傷的で胸を打たれる」(New York Times)、「アカデミー賞作品賞のノミネートは確実」(The Playlist)と絶賛を浴びたほか、米Rotten Tomatoesでは批評家スコア96%という高評価を維持(2019年11月19日時点)。その後もロンドンや釜山などの国際映画祭で上映され、日本では11月5日(火)に第32回東京国際映画祭で初上映された。

Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』は2019年11月27日(水)独占配信開始

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THE RIVER編集部THE RIVER

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