マーベル「アイアンハート」に気鋭監督2名が起用、「親愛なる白人様」「アトランタ」手がける ─ 『ブラックパンサー』監督も製作総指揮に就任

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「アイアンハート(原題:Ironheart)」の監督が決定した。あわせて、『ブラックパンサー』シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮に就任したことも発表されている。米The Hollywood Reporterなどが報じた。
監督に起用されたのは、「親愛なる白人様」シーズン4の製作・監督を担当したサム・ベイリーと、ドラマ版「ブラインドスポッティング」(2021)や「アトランタ」シーズン4のエピソード監督を務めたアンジェラ・バーンズ。ともに作家性の強い作品を手がけてきた気鋭ふたりが、若き天才科学者の物語をフレッシュに描き出すことになる。シリーズは全6話構成で、前半の3話をサムが、後半の3話をアンジェラが担当する。
またこのたび、ライアン・クーグラー率いるProximity Mediaが製作を務めることも判明。クーグラーとともに同社を設立したジンジ・クーグラー、セヴ・オハニアンも製作総指揮として携わる。
既報の通り、脚本・製作総指揮は「スノーピアサー」(2020)のチナカ・ホッジ。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ、ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、ブラッド・ウィンターバウム、ゾーイ・ナイゲルホウトも製作総指揮として名を連ねている。
「アイアンハート」の主人公、10代の天才発明家であるリリ・ウィリアムズは本作に先がけて『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題:Black Panther: Wakanda Forever)』にて初登場予定。MCUにおけるアイアンハートの物語は、クーグラーがひとまず指揮を執るものと見ていいのかもしれない。ちなみにリリは、コミックでは2016年刊行『インヴィンシブル・アイアンマン』に登場し、アイアンマンを引退したトニー・スタークに代わって自ら開発したスーツに身を包み、アイアンハートの名で活躍。“2代目アイアンマン”のポジションとして注目されている。
アイアンハート/リリ・ウィリアムズ役は、『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(2021)のドミニク・ソーン。リリの親友役を「THIS IS US/ディス・イズ・アス」(2016-)のリリック・ロスが演じるほか、『ハミルトン』(2020)『イン・ザ・ハイツ』(2021)のアンソニー・ラモスも主要な役どころで出演する。
マーベルドラマ「アイアンハート(原題:Ironheart)」の配信日は未定。撮影は2022年6月に開始予定と報じられている。
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Source: The Hollywood Reporter, Variety