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「いつも傍にいてくれた…」クリス・エヴァンス、アイアンマン役RDJに最大限の賛辞「彼以外は無理だ」

アベンジャーズ
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

2018年4月公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、その続編となる『アベンジャーズ』第四作をもって、現在の『アベンジャーズ』主要キャストの面々はマーベル・スタジオとの出演契約を一旦満了、そのまま役を卒業すると伝えられている。2008年より始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)総決算となる『アベンジャーズ』第4作は、既に主要部分の撮影を終え、キャストらは続々とクランクアップを報告。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)より、7年にわたってキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスも、キャップとして最後の撮影を既に終えているわけである。

「代えが効かないですよ」

クリス・エヴァンスはこの度、2018年1月にアメリカ・アリゾナ州で開催された「エース・コミコン」トーク・セッションに登場。同じく卒業が報じられるアイアンマン/トニー・スターク役ロバート・ダウニー・Jr.を盟友として称えた。

「ダウニーを想う言葉なら、いくらだって出てくる。彼は素晴らしい男で、才能も凄いし、経験も豊富。それに、とても献身的なんです。彼は、いつだって僕の傍に居てくれた。いつも彼に支えられていると感じられた。彼は、一人ひとりを輪の中に入れてくれて、全員を歓迎してくれる。最終作では特にそうでした。」

『アベンジャーズ』4作目をもって、クリス・エヴァンスとロバート・ダウニー・Jr.はそろってマーベル・シネマティック・ユニバースを立ち去ることになる。その別れはどちらも名残惜しいものがあるが、とりわけMCU第一作『アイアンマン』(2008)よりユニバースの中心にいたロバート・ダウニー・Jr.にとってはさぞ感慨深いものがあるのだろう。クリスは、盟友の心境を察するように語る。

「僕のことはさておき、彼はどんな心境だろうかと想像することがあるんです。だって、これ(MCU)は、彼が始めたんですから。代えが効かないですよ。誰もアイアンマンになんてなれっこない。スーパーマンやバットマンみたいな、別の形が通用するような役じゃないんです。誰にも出来ないんですよ。誰にも…。

撮影現場や舞台裏においても、MCUのキャストらの仲睦まじげな様子はいつもファンを楽しませてくれた。彼らの和気あいあいとした雰囲気は、他でもなくロバート・ダウニー・Jr.が兄貴分として、そしてムードメーカーとして場を和ませてくれていたからこその空間だった。

「あらゆる感情がごちゃ混ぜになってると思う。それでも、あの人はやっていかなくちゃいけない。最終作、ここまで辿り着いたんです。ダウニーは現場で、お昼休憩の時だって皆を気遣ってくれて。ダウニー・ランチ・ブレイクって呼んでいたんですが…。皆を迎え入れてくれて、陳腐な表現ですがファミリーのように扱ってくれて。彼なくては考えられない光景です。ダウニーだから、出来たんです。」

ファンにとって、彼らが演じるヒーローの姿は、共感でき、時に励まされ、憧れ、何よりも心の支えとなってきたはずだ。その思いは、演じる役者たちとて全く同じである様子。ことさら、一丸となって制作に励み、汗と苦労を共に大作を創り上げてきた彼らの中心にあったロバート・ダウニー・Jr.は、一大ブームとなったMCUでの仕事をやり遂げ、何を想うのだろうか。クリス・エヴァンスはこう漏らす。

「終わりを迎えるって、どんな心境なんだろう。」

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月29日より全国ロードショー。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)より米国公開予定。

Source:https://www.cosmicbooknews.com/nobody-can-ever-be-iron-man-except-robert-downey-jr-says-chris-evans

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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