スーツがゴツすぎて動けず、後ろから声かけられて「え?」と振り返ったらもう誰もいなくなってたオスカー・アイザック

スーパーヒーロー映画に出演した俳優からは「スーツの着用が大変」という話がよく挙がる。もはや俳優の宿命といったあるあるエピソードを『X-MEN:アポカリプス』(2016)でエン・サバ・ヌール / アポカリプス役を演じたオスカー・アイザックも経験済みだ。
2026年4月16日に配信開始となるNetflixシリーズ「BEEF/ビーフ」シーズン2に出演するアイザックは、Podcast番組Hot Onesに登場。番組ホストから「『X-MEN:アポカリプス』のコスチュームがあまりに重くて閉所恐怖症状態になったから、撮影の途中、クーラーテントで避難しなくてはいけなかったって本当ですか?」と問われたアイザックは、チキンウィングを頬張る手を止めて、「してましたね」と笑った。
「あの仕事をやった大きな理由は(マイケル・)ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、(ジェームズ・)マカヴォイ、みんなすごい俳優たちだ!って感じでした。でもね、誰のことも見れなかったんですよ、(スーツの中が)暑すぎて、振り返ることができなかったから。」
アイザックはスーツに入っているジェスチャーを交えて「だからね、クーラーテントに入っていたんですよ。時々、誰かがやってきて、“やあ、オスカー!”って声をかけてくれるんだけど、“えっ?”って振り向いたころにはもう誰もいないんです」と続けている。その光景を想像するとシュールで哀れだ。
アイザックが演じたエン・サバ・ヌールは紀元前3000年のエジプト第1王朝に生まれた世界最初のミュータント。ミュータントの歴史を象徴する装飾が施された、巨大なアーマー姿が印象的だ。
アイザックは2018年のGQ magazineのインタビューでも、「承諾したときは、まさかあんなことになるなんて思いもしませんでしたよ。接着剤やラテックス、そして20キロもあるスーツに包み込まれることになるとはね。しかも、常に冷却装置を装着し続けなければいけないなんて。頭もまったく動かせなかったし」と、ハードなスーツ姿について振り返っている。
アイザックと同様に、DC映画『スーパーマン』(2025)にて主演を務めたデヴィッド・コレンスウェットは、初めてスーツを着た時、あちこちが同時に締め付けられ、閉所恐怖症のような感覚に陥ったことを明かしていた。着脱に時間がかかるためにトイレに行きづらいトラブルも散見され、SF大作『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズで「スティルスーツ」と呼ばれるコスチュームを着用していたゼンデイヤ、撮影中のトイレ対策で水分を控えた結果、熱射病に見舞われてしまったほどだ。
暑い、重い、自由に脱ぎ着ができない…様々な不便を押して、俳優たちは撮影現場に臨んでいる。まさに偉業だが「振り返るのが大変だから、背後にいる誰の姿も見られない」というアイザックの例は、不憫ながらも少しユーモラスだ。アイザックも「すごく大変でしたよ、でもクーラーテントがあってよかったです」と締めくくっている。
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Source:Hot Ones




























