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オスカー・アイザック、『スリー・ビルボード』監督の新作映画に出演 ─ クリストファー・ウォーケン、サム・ロックウェル共演

オスカー・アイザック
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19492056478

『スリー・ビルボード』(2017)の監督・脚本家として知られるマーティン・マクドナーの新作映画(タイトル未定)に、『スター・ウォーズ』シリーズや『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)のオスカー・アイザックが出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

本作のストーリーは明かされていないが、暴力と笑い、人間ドラマを織り交ぜたブラックコメディを得意とするマクドナーは、再び「殺人」をめぐる物語を執筆したとのこと。オスカーのほか、出演者にはクリストファー・ウォーケンサム・ロックウェルが決定済みと伝えられている。

オスカーと監督は初めての顔合わせとなるが、クリストファーは『セブン・サイコパス』(2012)、サムは『スリー・ビルボード』でマクドナー作品に出演した経験を持つ(サムは『スリー・ビルボード』でアカデミー賞の助演男優賞に輝いた)。今もっとも注目される脚本家のひとりが、いぶし銀の俳優陣を揃え、今度はどんな物語を描くのか。

マクドナーは現在、コリン・ファレル&ブレンダン・グリーソン主演の映画『The Banshees of Inisheer(原題)』を撮影中。同作は自身の未上演戯曲を基に、アイルランドの孤島で親友同士の男たちを描く物語で、製作はサーチライト・ピクチャーズが担当している。オスカーの出演する新作は、同作の完成後に本格始動となりそうだ。

マーティン・マクドナーは1996年の戯曲『ビューティ・クイーン・オブ・リーナン』で劇作家デビューを果たし、2001年に『ウィー・トーマス』でローレンス・オリヴィエ賞を受賞。劇作家としての評価のみならず、映画監督として『ヒットマンズ・レクイエム』(2008)『セブン・サイコパス』『スリー・ビルボード』を手がけ、いずれも高い評価を得ている。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。