『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』米国にて驚異の『スパイダーマン』『ワンダーウーマン』超え!オープニング興収が1億2,300万ドルを突破

スティーヴン・キングの傑作ホラー小説を映画化した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』がアメリカにて驚異のスマッシュヒットを実現している。
2017年9月8日に全米4,103スクリーンで封切られた本作は、オープニングの週末に1億2,340万ドル(米Box Office Mojo調べ)を突破。スタジオ側の推測していた数字をはるかに上回る大ヒットで、この夏の大ヒット作『スパイダーマン:ホームカミング』『ワンダーウーマン』をも超えるオープニング記録となった。
こうした大ヒットを記念して、このたび日本国内でも新たな場面写真が5枚公開されている。本記事では作品のビジュアルとともに、『IT/イット』が早くも達成した記録の数々を確認していこう。

『IT/イット』まさに“怪物”級のホラー映画に
本作『IT/イット』が達成した約1億2,340万ドルという米国オープニング興収は、早くも複数の記録を更新するに至った。
たとえばホラー映画としては、『パラノーマル・アクティビティ3』(2011)の5,250万ドルという記録を“2倍”しての史上最高記録を樹立。また『モンスター・ホテル2』(2015)が持っていた9月公開作品のオープニング記録だけでなく、『ゼロ・グラビティ』(2013)を超えて秋興行作品のオープニング記録も更新しているのだ。
また注目すべきは、破竹の勢いで映画界を進撃するヒーロー映画の記録すら抜き去ってしまったことだろう。
なにせ『スパイダーマン:ホームカミング』の1億1,700万ドル、『ワンダーウーマン』の1億300万ドルという記録を超えたばかりか、2017年公開の映画では『美女と野獣』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』に次ぐ第3位のオープニング記録となったのである。
ちなみに本作は全米だけでなく46の国と地域で公開され、イギリス、ブラジル、ロシア、オーストラリア、オランダなどでホラー映画の新記録を樹立、チャートの第1位を獲得している。
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