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『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』米国でディレクターズ・カット版が準備中?

(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

2017年、世界的スマッシュヒットを記録した映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のディレクターズ・カット版が米国にて準備されているようだ。アンディ・ムスキエティ監督が明かした。

Bloody Disgustingによると、アンディ監督は自身のInstagramにて、ディレクターズ・カット版の計画があるかどうかという問いかけに「あります。でも、数ヶ月かかります」と答えたという。2017年9月の時点で、監督はディレクターズ・カット版の存在を明かしており、「ハードコア・ファンのためにあと15分追加する」語っていた。大ヒットのかたわら、水面下で計画は継続していたわけである。

2018年1月に米国でリリースされるブルーレイには本作の未公開シーンが11種類収録される。アンディ監督のいう「ディレクターズ・カット版」が、これらの未公開シーンを本編に取り込んだものなのか、それとも完全に別種の再編集版となるのかはわからない。また完成の暁には米国にて劇場公開されるのか、それとも別バージョンのソフトが再リリースされるのか……。いずれにせよ、現在予定されている米国盤ブルーレイとは別物のディレクターズ・カット版が2018年に登場することは確かだ。

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』については、グロすぎてカットされたシーンをはじめ、複数の削除シーンの存在が劇場公開時より語られてきた。ブルーレイに収録されている未公開シーン、そしてディレクターズ・カット版から、今後その全貌が少しずつ明らかになっていくことだろう。アンディ監督の仕掛けるディレクターズ・カット版の日本上陸を祈りたい。

映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は2017年11月3日より全国の映画館にて上映中。まだ観ていないという方は、この恐怖と瑞々しさをぜひ劇場にて体感してほしい。
なお、続編『IT: チャプター2(原題:It: Chapter Two)』は2019年9月6日に米国公開予定だ。

Sources: http://bloody-disgusting.com/home-video/3475507/exclusive-extended-directors-cut-coming-2018/
https://www.yahoo.com/entertainment/horror-hit-get-directors-cut-exclusive-201741697.html
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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