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『IT/イット』2部作まとめたスーパーカット版、「実現させる」と監督 ─ 問題は「いつやるか?」

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スティーヴン・キング原作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズのアンディ・ムスキエティ監督が、映画2部作を1本にまとめた“スーパーカット版”について、「実現させる」と意欲を見せている。

『IT/イット』スーパーカット版の構想は2019年に監督自身が明らかにしていたもので、2017年の1作目と2019年の続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を組み合わせると6時間以上の大作になる可能性がある。その後も断続的に話題に上がっていたが、実現しなかったのは時間的制約も大きな理由だったようだ。

プロデューサーのバーバラ・ムスキエティは、米Slash Filmの取材にて、スーパーカット版が実現していない理由は「時間」だと回答。監督のアンディも「さまざまなプロジェクトに関わっていたので、時間がなかったんです。ドラマ版(『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。』)がスーパーカット版よりも優先されていました」と付け加えた。

大きな課題のひとつは、ワーナー・ブラザースの承認を得られるかどうかだ。「今すぐスタジオにサポートを求めることはできますが、問題は“いつやるか”なのです」とはアンディの談。「“やりましょう”と言ってもらえるかもしれませんが、今は『ウェルカム・トゥ・デリー』シーズン2に取り組んでいるところ。ほかの映画のプロジェクトも進んでいますから」。

この言葉通り、アンディは『IT/イット』2部作の前日譚を描くドラマシリーズ「IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。」シーズン2の進行中で、このシリーズは全3シーズンとなる計画。さらに、アンディは新DCユニバースの映画『バットマン:ブレイブ&ボールド(原題)』も準備中だ。

かねてアンディは、スーパーカット版では既存の映像を再編集するだけでなく、新たなシーンの追加撮影も希望していた。以前のインタビューでは、「構成が変わる可能性があり、追加シーンもいくつかあるでしょう。まだ撮影していないシーンもあります。というのも、それらは物語の断片をつなぐ架け橋となるからです」と説明している。

『IT/イット』2部作はシリーズ累計で全世界興行収入11億ドルを超える大ヒット作とあって、ワーナーがスーパーカット版にゴーサインを出すことは十分考えられる。今回、アンディはスーパーカット版について「実現させる」と再び明言しているため、あとは時間と予算の問題をいかに解決するかが問題となるだろう。

懸念があるとすれば、ワーナーがパラマウント・スカイダンスに買収されるにあたり、おそらく現在進行中の企画がすべて新体制の審査を受けることだ。作り手や現在のスタジオ幹部が前向きだったとしても、新体制で同じ結論が出されるとは限らないのである。

Source:SlashFilm

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