『IT/イット』前日譚ドラマの新予告編に殺人ピエロ・ペニーワイズ再来 ─ “それ”の恐怖の、始まり

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)の前日譚ドラマ「IT: Welcome to Derry(原題)」より、新予告編が公開された。“それ”の始まりを描く新シリーズ。殺人ピエロのペニーワイズが再登場する。
物語の舞台は、映画でも描かれた架空の田舎街デリー。主な時系列は1962年、すなわち第1作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の27年前。1962年といえば、第2作『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)でマイク・ハンロンの父親ウィルが語った、黒酒場(ブラックスポット)への白人至上主義者による放火殺人事件と、“それ”が巨大な鳥の姿で現れたというエピソードの年だ。
新天地での生活に心弾ませるシャーロット(テイラー・ペイジ)だが、すぐに壮絶な子どものイジメ現場に遭遇するなど、「この街は、何かがおかしい」ことに気づいていく。
ここでは、暗くなる前に家に帰宅しなければならない……街の少年少女たちは、身の回りで起こる子どもたちの奇妙な失踪事件の謎を解こうと奮闘。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を彷彿とさせるようだ。彼らは、何世紀にもわたって子どもたちを食い続ける“それ”の恐るべき真実に呑み込まれていく……映像の最後には、映画版のビル・スカルスガルド再演によるペニーワーズも登場する。


映画2作を手がけたアンディ・ムスキエティが、本作でも製作総指揮・監督を務める。バーバラ・ムスキエティも同じく続投する。「ペニーワイズの起源を掘り下げます。ただし、原作と同じくたっぷりの謎とともに」と夫妻は予告。ショーランナーは『IT/イット』第2作のプロデューサーを務め、リッチーのマネージャー役も演じたジェイソン・フックスと、アンディ&バルバラ・ムスキエティ。アンディは全9話中4話の監督も務める。製作総指揮はアンディ&バルバラとフックスのほか、ビル・スカルスガルド、そして映画シリーズの製作を担当したダン・リン&ロイ・リーら。
出演者には、ペニーワイズ役として復帰するビル・スカルスガルドをはじめ、『マ・レイニーのブラックボトム』(2020)のテイラー・ペイジ、『バビロン』(2022)のジョヴァン・アデポ、『12モンキーズ』(1995)のマデリーン・ストー、『ゴジラvsコング』(2021)のクリス・チョーク、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のジェームズ・レマーら。
ドラマ「IT: Welcome to Derry(原題)」は2025年10月よりHBO Maxにて米配信予定。日本での情報も待とう。
▼ “それ”が見えたら、終わり。

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