『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ドラックス透明シーンの撮影、思わぬ助っ人がいた

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)を代表する名シーン…のひとつとして、もはや数えてもいいだろう。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ドラックスの“透明”シーンについて、デイヴ・バウティスタが意外なエピソードを明かした。
この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。

ドラックスの透明化シーン、ヴィン・ディーゼルが貢献
その瞬間は、シリアスなやり取りの直後に訪れる。ガモーラに「もしも私がサノスに捕まった時は、私を殺して」と頼まれたピーター・クイル/スター・ロードがその言葉を了解したあと、二人はお互いの存在を確かめ合う。しかし静かな空間に、なぜか何かが砕ける音が聞こえてくるのだ。クイルが見ると、気配を完全に消し、透明になるスキルを身につけたというドラックスが、非常にゆっくりとした速度でナッツを口に運んでいる……。
本作屈指のコメディ・シーンとして客席の笑いを誘った“ドラックスの透明化”では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の過去2作品で脚本・監督を務めたジェームズ・ガンがセリフを執筆したことが判明している。さらにバウティスタによれば、グルートの声を担当したヴィン・ディーゼルがシーンの手助けをしていたそうだ。
In an celebratory way brought to my attention for the first time by my homie Vin Diesel who has supported me since very early in my acting career. https://t.co/DHEdShRrRx
— Dave Bautista (@DaveBautista) 2019年1月1日
「友達のヴィン・ディーゼルが、初めて見事な方法で僕を集中させてくれました。僕が演技を始めたばかりの頃から、僕をサポートしてくれているんです。」

もっとも、ディーゼルがどういう方法で貢献したのかはわからない。撮影現場にいたのか、それともバウティスタに心理的な影響を与えたということなのか。ディーゼルはグルートの声優のみを務めており、モーションキャプチャーは担当していないため、撮影現場にはほとんど現れていないと思われる。さて、どんな方法が使われていたのだろう?
ところでジェームズ・ガンが脚本を執筆したこのシーンには、バウティスタ以外にもクリス・プラット,ゾーイ・サルダナ、ポム・クレメンティーフが登場。さらにディーゼルも貢献していたとあっては、まさに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』チームの主要メンバーがほぼ総出で取り組んだシーンということになるだろう。さすがの完成度と言わざるをえない……。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』MovieNEXは発売中。続編『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)にはどんな出番が用意されているのか、そちらも楽しみだ。
Source: Dave Bautista