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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』サノスは知性派ヴィラン!ジョシュ・ブローリン「深みがあるしエモーショナルだ」

アベンジャーズ
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のメイン・ヴィランであるサノスは、マーベル・シネマティック・ユニバース作品への登場3作目にして、ようやく本格的に活躍する機会を与えられたキャラクターだ。劇中では宇宙を支配すべくインフィニティ・ストーンを手中に収めようと企むが、演じるジョシュ・ブローリンは、本作の撮影でサノスというキャラクターを初めてきちんと理解したという。

2017年7月14~16日(現地時間)に開催されたディズニー・イベント「D23 Expo 2017」の会場で、米ABCテレビの情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」の取材に対し、ブローリンは『インフィニティ・ウォー』を撮影した実感をありのままに話しているのだ。

ブローリンは『インフィニティ・ウォー』のサノスについて「力技だけじゃなくて、精神に作用することもある」と話している。いわく『インフィニティ・ウォー』は、「きっと子供じゃなくて、大人の方がもっと楽しめる」映画なのだとか……。

「すごく知性的な映画ですよ、サノスは知性的なキャラクターですしね。正直、俺は分かってなかったと思います。(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で)ちょっと演じた時は、36台のカメラや何やらがあって、椅子に座って、(出演者の)誰とも一緒じゃなかったので。
でも今は、実際にキャラクターと関わってやり取りをしてるんです。思った以上に感情に響くし、互いに作用し合ってますよ。とても楽しいですね。思っていたよりも深みがあるし、エモーショナルで。」

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ではその非道ぶりが強調され、ファンにはしばしば「紫ゴリラ」などという不名誉なあだ名で呼ばれるサノスだが、『インフィニティ・ウォー』ではその内面まできちんと描かれることになりそうだ。おそらく、単純に「宇宙を支配したいからインフィニティ・ストーンを集めるぞ!」というキャラクターにはならないのだろう……。ジョシュ・ブローリンというキャスティングが活きるストーリーになることを期待したい。

もっともブローリン自身は、未だストーリーの顛末を知らないのだという。同じくABCテレビのインタビューで、“パート2”と呼ばれがちな『アベンジャーズ』第4作について彼はこう述べているのだ。

「2作目(『アベンジャーズ』第4作)は撮り終えてないから分かりません。脚本の中身すら知らないんです、もう書き終えているのかどうかすら。作ったり、作り直したりしている最中だと思います。」

ちなみにブローリンによれば、『インフィニティ・ウォー』ではサノスの手元にインフィニティ・ストーンが「いくつか」集まっているというのだが、それが物語のどの時点なのかはわからない。インタビューではネタバレに非常に慎重だったようだ……。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日全国ロードショー

Sources: http://screenrant.com/josh-brolin-emotional-thanos-infinity-war/
http://comicbook.com/marvel/2017/07/18/avengers-infinity-war-plot-thanos-josh-brolin/
http://www.cbr.com/thanos-josh-brolin-infinity-stones/
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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