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【ネタバレ】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』重要人物役俳優、役づくりと製作秘話明かす ― 再登場は「言えない」

映画アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの中盤に登場する重要人物について、ついに俳優本人が口を開いた。ドラマ『ウォーキング・デッド』(2010-)のアーロン役で知られるロス・マーカンドが、キャスティングの経緯や役づくりの秘密、次回作に至るまで米Entertainment Weekly誌にて存分に語っている。

注意

この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
© 2018 MARVEL

レッドスカル役、オーディションで獲得していた

マーベル・シネマティック・ユニバースの観客が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で最も驚かされたキャラクターは、きっと『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)以来の再登場となったレッドスカルだろう。同作のヴィランとして登場したナチス・ドイツの軍人ヨハン・シュミット/レッドスカルは、スペース・ストーンの収められたテッセラクト(四次元キューブ)の暴走によって姿を消し、生死不明となってしまったのだ。
それから70年の時を経て、レッドスカルは惑星ヴォーミアにてソウル・ストーンの案内人として現れる。登場シーンの詳細はこちらの解説記事をご一読いただければ幸いである。

冒頭に述べた通り、本作でレッドスカル役を演じたのはロス・マーカンド。ものまねを特技とする彼は、オーディションで出演をつかむため、『ザ・ファースト・アベンジャー』でヒューゴ・ウィーヴィングが演じたレッドスカルの完全コピーに挑んだという。

(ヒューゴの演技をコピーするのに)だいたい1週間半かかりました。役柄を分析して、“よし、とにかく何回でも繰り返そう”と。もちろん『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は何度も観ましたね。大切だと思ったのは、『マトリックス』での(エージェント・スミス役の)有名な演技と、レッドスカル役のドイツなまりを融合させることだったんです。」

ロスによれば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にレッドスカルを登場させるにあたって、マーベルは「ヒューゴの演技にできるだけ近づけ、敬意を払った上で新たなものを加えようとしていた」そうだ。もちろん演技をコピーするロスにとっても、ヒューゴが残した仕事を大切にすることが第一だったという。

70年後のレッドスカル、新たなキャラクター造形とは

本作を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、新たなレッドスカルの演技や人物造形について、あるオーダーをロスに与えていた。

「テッセラクトに触れたが最後、レッドスカルは70年間も宇宙にいるわけです。ルッソ監督が話してくれたのは――僕がヒューゴの声をそのままコピーしようとしたからなんですが――“彼は自分のせいで70年間も宇宙の牢獄にいるんだ、声もちょっと変わっていると思う。この世のものとは思えない、幽霊のような声にしてほしい。やってみてください”ということでした。」

そこでロスは、「スター・ウォーズ」のヨーダを参考にしながらレッドスカル役に臨んだという。“70年後のレッドスカル”がどんなキャラクターなのか、彼は自身の解釈をこのように語っている。

レッドスカルの野心は、彼に大きな傷と、それから大きな知恵を与えた。そうしたものを演技に込めたいと思いました。特に大切にしたかったのは、本作のレッドスカルがとても後悔しているということ。ある程度は反省して喪失感を味わっているし、それに彼は自分の野心に負けたんです。[中略]高望みしすぎたばかりに人間らしさを失ってしまった。今では心から後悔して、孤独感も味わっていますね。」

ロスは「彼という男は変わってしまって、もはや男なのかどうかもわかりません。ほとんど幻のような存在となって、今ではソウル・ストーンに仕えている。人々を導くことだけが彼の目的なんですよ」と述べている。ただし、こう付け加えることも忘れていないのだ。「だけど、もう彼の中に野心はまったく残っていないんでしょうか?」

サノスがソウル・ストーンを手にしたあと、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にレッドスカルは登場しない。では、つづく『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』に彼が再び登場することはないのだろうか?

「わかりませんね。そのお話はできないんですけど、いつでもまた演じたいと思います。[中略]あのキャラクターがどうなるのかを見られたらすごく良いですよね。でも、それはマーベルのみなさんやルッソ監督、脚本家の方々が考えること。僕に、そのお話はできないんです。」

うーむ、これは意味深……!

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国の映画館にて公開中。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)米国公開予定だ。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/

Source: EW

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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