【ネタバレ】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』サノス役ジョシュ・ブローリン、結末の詳細を知らされていなかった

全世界の観客に衝撃を与えたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)。同作で宇宙最強の帝王サノスを演じたジョシュ・ブローリンは、なんと自身の役柄に深く関係する「あること」を知らなかったそうなのだ。米USA Today誌に登場したブローリンが、同作を振り返ると共にこの意外な事実を告白している。
この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。
https://www.youtube.com/watch?v=ET87HGsLEOk
ジョシュ・ブローリン、消えるヒーローを把握していなかった
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の終盤で、ついに6つのインフィニティ・ストーンを集めたサノスは、指を鳴らすことで全宇宙から生命の半分を消滅させる。スパイダーマン、ドクター・ストレンジといったヒーローたちもまた、次々と消えてしまう……。しかしサノス役のジョシュ・ブローリンは、撮影中、どのヒーローが何人消えるのかを伝えられていなかったという。
雷神ソー役のクリス・ヘムズワースと共に完成した同作を鑑賞したというブローリンは、問題のシーンを初めて目にした際の心境を以下のように明かす。
「“マジか、大変だ、スパイダーマンが消滅してしまった。これはまずい”と思ってヘムズワースの方を見たんです。そしたら彼も僕を見ていて、笑いながら“あなたのキャリア、終わりですね”と。」
同作の秘密主義は徹底されており、多くの出演者が脚本の全貌を知らされていなかったとみられるほか、スパイダーマン役のトム・ホランドに至っては自分が戦う相手すら教えられずアクション・シーンに挑んでいたといわれる。サノスとしての役目を全うしたブローリンにすら、その結末は明かされていなかったのだ。
しかし、その一方でブローリンはもう一つの「衝撃シーン」についてはよく覚えているようだ。サノスは映画の冒頭、ソーやロキをはじめとするアスガルドの民衆を乗せた宇宙船ステイツマンを襲撃。トム・ヒドルストン演じるロキはサノスを倒そうと試みるも、返り討ちに遭いその場で命を落としてしまうのだ。
「トムはこのキャラクターを長い間演じてきた。この役柄が称賛されていましたよね。彼はあの時、すごく弱っていましたね。だから今までの経験から考えても、彼の首を絞めるのは心が痛みました。」
サノスとして殺戮の限りを尽くし、ヘムズワースには「キャリア終了」とまで宣言されてしまったブローリンだが、自身はこの役柄について満足しているのだという。
「Instagramでは“大嫌い”なんて投稿されていますが、それってすごいことですよね。僕はそういった投稿を見るたびにニヤリとしてしまうんです。“よし、うまくいったぞ”って。」
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、2018年4月27日に公開された。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/
Source: USA Today
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore