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『IT/イット』ジェイデン・マーテル、悪役を演じたい ─ 憧れの映画監督は『万引き家族』是枝裕和

Defending Jacob(原題)
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『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)主人公ビルを演じたことで知られるジェイデン・マーテルは、いまハリウッドで最も注目を浴びる若手俳優の1人。そんなジェイデンがずっと演じてみたいと思っている役は、『ダークナイト』(2008)でヒース・レジャーが演じたジョーカーのような悪役だという。

ジェイデンは、ダニエル・クレイグ主演『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)やクリス・エヴァンス主演「ジェイコブを守るため」など、立て続けに話題作への出演を重ねている。米Colliderとのインタビューにて、演じてみたい人物について尋ねられたジェイデンは「悪人やヴィランを演じてみたいとずっと思っていたんです」と語った。

「(悪役を演じるのは)ずっと僕の夢なんです。僕は演技を始めてからすぐ、“悪い男になりたい”って感じだったんです。そっちの方が楽しいじゃないですか。ヒース・レジャーのジョーカーが大好きで、彼のセリフ1つ1つを口に出してましたよ。そういうのを今でもやりたいと思ってるんです。でも、どうなんでしょう。あんまりきちんと考えたことがなかったかも。歴史がすごく好きで、どうしてこんなに素晴らしい物語があるんだろうって考えることはあります。」

Defending Jacob(原題)
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現在17歳のジェイデンが俳優の道を進むことを決心したのは、映画デビュー作『ヴィンセントが教えてくれたこと』(2014)の時。それまでテレビコマーシャルのみの出演で、俳優という仕事が理解できていなかったという当時10歳のジェイデンは、同作を経て「この先の人生で演技以外やりたくない」と感じたのだそう。

今後、更なる活躍が期待されるジェイデンは、一緒に仕事をしてみたい監督にマーティン・スコセッシクエンティン・タランティーノクリストファー・ノーランと、世界の名だたる巨匠たちの名を挙げている。そして、日本を代表する是枝裕和監督の名も。続けてジェイデンは「新しくて興味深い性格のキャラクターを演じることは、どの俳優にとって夢なんです。だって特別じゃないですか。新しいキャラクターの役を手に入れた時は特別に感じます」と語った。

ジェイデンの最新作「ジェイコブを守るため」は、マサチューセッツ州の小さな町で起こった殺人事件をめぐる物語。本作でジェイデンは、殺人事件の容疑者となる少年ジェイコブを演じる。ジェイコブの父親アンディを演じるクリス・エヴァンスとは3度目の共演となる。2人の息の合った演技、そしてジェイデンの今後の活躍に注目したい。

ドラマ「Defending Jacob(原題)」は、2020年4月24日(金)よりApple TV+にて配信開始。冒頭3話が一挙配信されたのち、毎週金曜日に新エピソードが追加される。

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Source: Collider

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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