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ジェイク・ギレンホール、『THE GUILTY/ギルティ』監督初の英語作品に主演 ─ 『プリズナーズ』風のスリラー作品に

Jake Gyllenhaal ジェイク・ギレンホール
Photo by Siebbi http://www.ipernity.com/home/siebbi

『プリズナーズ』(2013)『ワイルドライフ』(2018)の俳優ジェイク・ギレンホールが、『THE GUILTY/ギルティ』(2018)のグスタフ・モーラー監督初の英語作品となる新作スリラー映画『Snow Blind(原題)』で主演を務めることがわかった。米Deadlineが報じている。

『Snow Blind』は、作家オリー・マスターズが2015年に米BOOM! Studiosから刊行した同名グラフィック・ノベルが原作。ある日、アメリカ・アラスカ州の静かな町で平和に暮らす高校生テディが、何気なく父親の写真をオンラインに投稿するところから物語が始まるこのことをきっかけに、テディは自身の家族が、「証人保護プログラム」によって犯罪者の報復から身を守られていることを知った。やがて復讐に燃える男が町に侵入し、家族を守るためFBI捜査官までも現場に駆けつける事態に。しかし、もしも父親が保護プログラムを政府に要請した理由が、彼が言うほど誠実なものでなかったとしたら……?

映画版では、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『プリズナーズ』(2013)とシドニー・ルメット監督『旅立ちの時』(1988)を掛け合わせたような作品になるという。『プリズナーズ』は誘拐された最愛の娘を救い出すため、警察を当てにせず暴走する父親の姿を描いたノワール。一方、『旅立ちの時』では、ベトナム戦争時に犯した罪で指名手配中の家族の逃亡生活に迫った物語が描かれた。

脚本を執筆するのは、『怪物はささやく』(2016)の原作・脚本を務めたパトリック・ネス。プロデュースにはジェイク・ギレンホールをはじめ、『ワイルドライフ』のリバ・マーカー、『2ガンズ』(2013)のロス・リッチーなどが参加している。

なお本作の配給権の販売活動については、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためソーシャルディスタンス遵守した、画期的な方法を取り入れながら行われているとのこと。バイヤーたちは、ギレンホールとモーラー監督による作品のプレゼンテーション動画を受け取っているとのことで、興味を示した企業には別途、ギレンホールも参加するZoom会議での話し合いの場が設けられているようだ。

ちなみに、モーラー監督が製作総指揮として参加する『THE GUILTY/ギルティ』のハリウッドリメイク版でも、ギレンホールは主演を務めることが決まっている。

Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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