ジェームズ・マカヴォイ、『The Elder Scrolls』にハマりすぎてディスクを燃やしていた ─「少しずつ燃えて溶けていくのを見ていた」

『X-MEN』シリーズや『ミスター・ガラス』(2019)などのジェームズ・マカヴォイは、オープンワールド・ロールプレイングゲーム『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』にハマりすぎてそのゲームディスクを燃やしたことがあったのだという。一体、なんでそんなことに……?
これは今からさかのぼること約15年前、『ジェイン・オースティン 秘められた恋』(2007)の撮影中に起きた出来事とのこと。Forbesのインタビューにてマカヴォイは「ロールプレイングゲーム、『ゼルダの伝説』『聖剣伝説2』など、子供の頃からずっと好きだったゲームです。ファンタジー・ロールプレイングゲームがとにかく大好きなんです」としながら、「当時のパートナーが、Xbox 360と『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』を買ってくれたんです」と、ゲームディスクを燃やす羽目になった出来事について説明しはじめた。
「そのときはダブリンにいたんですけど、(撮影のために)夜10時には寝ないといけなかったんです。毎朝6時に起きないといけないし、膨大な量の台詞もあったので。なのに、朝4時まで『オブリビオン』をプレイしてしまっていました。“オブリビオン(無意識の状態)に送り込まれている”ような気分でしたよ。」
『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』とは、『The Elder Scrolls』シリーズ第4作目にあたる作品で、世界を破滅へと導く陰謀を阻止する物語。プレイヤーは広大な世界のなかで、メインストーリーの攻略にとらわれることなく自由自在に冒険を繰り広げることが可能だ。ゲーム賞を総なめにした本作の肝となったこの圧倒的な自由度に、マカヴォイも時間を忘れて没頭してしまったのだろう。
マカヴォイは最終的に「5時35分に寝た」とのことだが、もはや30分も寝ることが出来ない状況。その結果、「5時45分くらいに外で待っていた車にクラクションをならされたんです」という。「“ヤバイ、何とかしないと”」と焦ったマカヴォイは、前代未聞の行動に出たのだ。「Xbox 360からディスクを取り出して、ガスコンロにスイッチを入れたんです。そこにディスクを置いて、少しずつ燃えて溶けていくのを見ていました」。
「“よし、これで終わりだ、二度とやらないぞ!”」とゲームを断ち切ったようだが、その後、マカヴォイが徹夜で遊ぶことを本当にやめたのか、それともゲームを買い直したのかは定かでない……。
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Source: Forbes