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『バットマン vs スーパーマン』父親トーマス・ウェイン役俳優、今でもバットマン演じたい ─ 「やらせてもらえる機会があるのなら」

ジェフリー・ディーン・モーガン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/27960637113

映画バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016)で、ブルース・ウェイン/バットマンの父親トーマス・ウェインを演じたジェフリー・ディーン・モーガンは、現在もバットマンを演じたいとの意志を抱いているようだ。

事の始まりは、2017年夏、エズラ・ミラー演じるバリー・アレン/フラッシュの単独映画が『フラッシュポイント』になると報じられたこと。コミック『フラッシュポイント』(ヴィレッジブックス刊)では、ブルースではなく父親トーマスがバットマンになっているという並行世界が描かれているのである。つまり、『フラッシュポイント』がそのまま映画化される場合、ジェフリーがバットマンを演じられる可能性があったのだ。もとよりバットマン役に関心があったというジェフリーは、当時のテレビ番組で「バットマンを演じるんですか?」と尋ねられてなんともいえないリアクションを取ったり、SNSでは『フラッシュポイント』出演をほのめかして見せたりと、バットマン役への期待を隠していなかったのである。

ところが『ジャスティス・リーグ』(2017)を経て、DC映画ユニバースは抜本的な見直しが行われ、ユニバースのクリエイティブに関わっていた幹部級のスタッフたちはほぼ入れ替わることとなった。フラッシュの単独映画も、タイトルは『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』に改められ、2018年7月、ジェフリーは自身のバットマンが実現しなさそうであることを語っている

それから1年以上が経過した2019年9月、ジェフリーは米ComicBook.comの取材にて――実現の可能性はさておきとして――バットマン役への変わらぬ意欲を口にしたのだった。

もしもやらせてもらえる機会があるのなら、僕は“イエス”と言いますよ。『フラッシュポイント』は大好きなストーリーなんです。ぜひやりたい。ですが、DCにはDCの考えがあるし…彼らは常に、誰が(映画を)指揮して、どんなことをやるのか、ということを変化させているように思います。だから、僕がこうなるといいなと思っているのは、DCにちょっとした継続性があって、その軌道に乗って…それでね(ニヤリと笑って)。そうなったら光栄だし、なによりもやりたいですよ。」

現在、ワーナー・ブラザースとDCコミックスは、『マン・オブ・スティール』(2013)から『ジャスティス・リーグ』(2017)まで継続されてきた緊密なユニバース構想から少々離れた感がある。『アクアマン』(2018)や『シャザム!』(2019)はそれ以前のDC映画ユニバースとは趣の異なる作品となり、最新作『ジョーカー』に至っては、独立した世界観であり、今後なんらかの作品と繋がる構想ではないことが明言されているのだ。果たして、モーガンがかすかに望んでいる方向性がふたたび巡ってくることになるかどうか……。

ジェフリー・ディーン・モーガン、「ウォーキング・デッド」でも活躍中

Source: ComicBook.com

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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