ジェフリー・ディーン・モーガン版バットマンは実現せず ─ ザック・スナイダー降板により方向性に変化か

ドラマ「ウォーキング・デッド」などで知られるジェフリー・ディーン・モーガンがバットマンを演じるとされる噂は、残念ながら実現しそうにないようだ。「サンディエゴ・コミコン 2018」に登場したジェフリーが語ったところによれば、DCコミック原作映画シリーズを牽引したザック・スナイダー監督が降板したことによって、予定が覆ってしまったというのだ。

バットマン役が期待されていたジェフリー・ディーン・モーガン。Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/27960637113

これまでジェフリーが演じる可能性があるとされていたのは、原作コミック『フラッシュポイント』におけるバットマン。フラッシュ/バリー・アレンが迷い込んだこの別世界では、ブルース・ウェインの父トーマスと母マーサではなく、幼いブルースが強盗による凶弾に倒れていた。この復讐のため、父トーマスがバットマンとして活動する。正史世界のバットマンよりも残忍で冷酷であり、ダークな世界観が特徴となっている。

ジェフリー・ディーン・モーガンは、かねてより『フラッシュポイント』版バットマン役での登板を熱望していたのだが、新たに語ったところによると、実現に至る可能性は消えかかっているようだ。MTVのインタビューにて、ジェフリーが現在の状況を明かした。

「ザック・スナイダーがDCワールドに携わっていた頃は、可能性も充分あったと思います。でも、今や彼は退いてしまった状態なので、『フラッシュポイント』の方向性も変わったと聞いています。よりフラッシュのオリジンを描くことになるようで。」

『ジャスティス・リーグ』(2017)でエズラ・ミラーが演じたフラッシュの単独映画は、かつて『フラッシュポイント』のタイトルにて、同コミックを主な原案とすると考えられていたものの、これを伝えていた米The Hollywood Reporterの記者が一部訂正『フラッシュポイント』というタイトルにはならない、というところまで分かっている。

ジャスティス・リーグ

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フラッシュ/バリー・アレンが別世界に迷い込むというクロスオーバー作品である『フラッシュポイント』であるが、ジェフリーが明かした「よりフラッシュのオリジンを描く」という方向性は、ザック・スナイダー降板後に改められたものであろうか。ファンとしては、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)で未来または別世界からブルースのもとに現れるに至るフラッシュの経緯が明かされることを待ちたいのだが…。

 

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期待も高かったジェフリー版バットマンの実現が一旦遠のいてしまったことは残念だが、ジェフリーは引続き「僕としてはいつでもやりたい」と熱を冷ましていない様子だ。

フラッシュ単独映画の公開時期については、監督のジョン・フランシス・デイリーより「すべてが上手くいけば、2020年中かな」と伝えられている。この度のサンディエゴ・コミコンでは、同シリーズから『アクアマン』や『ワンダーウーマン 1984』『シャザム!』といった新作情報が目白押しとなっていた。当分の間はお楽しみが続きそうだ。

Source:MTV
Eyecatch Image:photo by Gage Skidmore

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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