AIと人間のラブストーリーを、『ハングオーバー！』チームが撮ったらこうなる。映画『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』より、“全米若手コメディ俳優No.1”と称される主演俳優アダム・ディヴァインのインタビュー映像をTHE RIVERが独占入手した。

『マイ・インターン』（2015）の同僚ジェイソン役、『ピッチ・パーフェクト』シリーズのバンパー役を演じてきたアダムは、全米で大人気のコメディユニット「メール・オーダー・コメディ」で脚本・出演を務める才能。Netflix発のスタンダップコメディ「アダム・ディヴァイン 人生最高の瞬間!」でも原案・脚本・主演を担当するなど、日本でも今後のブレイクが期待される。

本作『ジェクシー!』でアダムが演じるのは、スマホ依存症の主人公フィル。新しいスマホに搭載されているライフコーチ機能「ジェクシー」が恋の暴走を始めた時、彼の人生が破壊されていくのだ。アダムはフィルについて「一匹狼タイプ。スマホだけが頼りという感じ」と話す。幼少期からガラケーを与えられ、ケータイと共に人生を歩んできたフィルは、ジェクシーによってクラウド経由で自らの全情報を握られる。アダムは「現実にも起こりうること。もっと慎重にならないといけない」と一言。

監督のひとり、スコット・ムーアは「アダムは抜群に面白いし、演技のセンスもある才能豊かな俳優」だと絶賛。「彼ならば、特に人生の目標もないけれど、アパートでの独り暮らしもそれほど悪くないと思うような普通の青年を演じられると思いました。アダムはポイントを的確に掴んで表現してくれた」と信頼を明かす。アダムも監督コンビのファンだったといい、「脚本を読んですぐにやると答えたんです」と語っている。「撮影現場でも、必要なものが撮影できているという心地よい自信を感じました」。

『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』

子供の頃からスマホ依存症で、恋人も友達もゼロのフィル。ある日、不慮の事故のために機種変更したスマホにはライフコーチ機能「ジェクシー」が搭載されていた。すべての個人情報を把握するジェクシーは、うだつの上がらないフィルの生活をコーチングによって変えていく。はじめは振り回されるフィルだったが、念願の恋人ができる。しかし、その時ジェクシーに異変が。フィルに恋したジェクシーは嫉妬に狂って大暴走、上司への暴言メールや銀行口座からの預金流出、さらには秘密の写真を一斉送信。ジェクシーに命を狙われるフィルの運命は……。

主人公フィル役は『マイ・インターン』（2015）『ピッチ・パーフェクト』（2012）に出演し、全米人気コメディユニット「メール・オーダー・コメディ（MOC）」では全ての脚本・出演を手掛ける新鋭コメディ俳優アダム・ディヴァイン。恋人になるケイト役は『X-MEN:ダーク・フェニックス』（2019）ストーム役のアレクサンドラ・シップ。職場の上司カイ役は『アントマン』シリーズのマイケル・ペーニャ、ジェクシーの声を『ピーターラビット』シリーズのビア役を演じたローズ・バーンが務めている。監督・脚本は『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』脚本家コンビとして有名なジョン・ルーカス&スコット・ムーアだ。

映画『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』は、2020年8月14日（金）ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー。