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ジム・ジャームッシュ監督、サンローランのプロモ短編映画を無料公開 ─ ジュリアン・ムーア&シャルロット・ゲンズブールら豪華共演

https://youtu.be/f1Sty3Crl2E

『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)『コーヒー&シガレッツ』(2003)『パターソン』(2016)『デッド・ドント・ダイ』(2019)など数々の名作を世に送り出してきた監督、ジム・ジャームッシュ。この度、そんな巨匠監督による新作短編『French Water(原題)』が、YouTubeにて無料公開された。

『French Water』は、2021年夏のサンローランのウィメンズ・コレクションのプローモーションのため、ジム・ジャームッシュが自ら監督を務めた短編映画。出演者には、『アリスのままで』(2014)ジュリアン・ムーア、『ニンフォマニアック』(2013)シャルロット・ゲンズブール、『ベビーシッターのモンスターハンティング・ガイド 』(2020)インディア・ムーア、『デッド・ドント・ダイ』クロエ・セヴィニーなどが名を連ねている。

映画本編では、Novellerおよびブライアン・ジョーンズタウン・マサカーによる幻想的な音楽が全編通して鳴り響く中、サンローランのシックなオートクチュールに身を包む女性たちが、パーティーに次々と現れては、フランスの水をひとりの男性から提供されるという場面が描かれる。

男性はフランスの水を自信満々に渡すが、女性陣はみな一口くちをつけただけで返却してしまう。このフランスの水が一体何を意味しているのかは観客の解釈に委ねられるわけだが、どこかオフビートでユーモアあふれる雰囲気に包まれた憎めない愛らしさには、やはりジム・ジャームッシュらしさを感じられずにはいられない。

なお『French Water』は、サンローランのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロの企画のもと始動した作品であり、『CLIMAX クライマックス』(2018)ギャスパー・ノエ監督とも以前、『ルクス・エテルナ 永遠の光』(2019)という作品でも仕事を共にしている。

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Source: The Playlist

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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